授業の目標と概要 |
化学II等で取り扱った反応速度をもとに、より一般的なまたは複雑な化学反応を数式により記述したり |
解析したりできるようにする。また、溶液中のイオンの挙動を記述したり、一般的な混合物の熱力学的 |
性質(純物質との違いなど)を記述したりできるようにする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
数学(微分方程式)、物理(熱力学分野)、および化学、無機化学、物理化学I、分析化学、量子論といった |
化学系科目の理解を前提とする。特にこれらの科目で学習した熱力学(熱化学)と本科目の反応速度論は |
化学反応を理解するうえで重要な概念であり、化学工学、材料工学、電気化学等の化学反応を取り扱う |
科目を理解するための基礎となる。 |
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1. 化学反応速度論 (14章) |
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・速度式と反応の次数 |
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0次反応、1次反応、2次反応 |
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半減期、寿命 |
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・温度依存性 - Arrheniusの式 |
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・複雑な化学反応の速度 |
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律速段階と定常状態近似 |
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可逆反応 |
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・触媒反応 - 均一触媒と不均一触媒 |
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まとめと演習 |
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1. 化学反応速度論 (続き) |
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・固体表面の化学反応 |
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2. 溶液中のイオン (8章) |
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・イオンの伝導率 - モル伝導率、イオンの移動度 |
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3. 混合物の性質(7章 + 6章) |
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・ラウールの法則 |
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・物質と混合物の状態図 |
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まとめと演習 |
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