国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
物理I
Physics 1
担 当 教 官 大野秀樹
学年、学科等 1年 一般教育科(自然系) 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
物体の運動の基本法則を学ぶとともにそれらを数式で表現することを学ぶ。またそれらの物理法則をできるだけ実験
を通して確認する。物理実験の実施予定については、授業中に連絡する。
カリキュラムにおける位置づけ
中学校で学習した理科(物理分野)および数学の内容を前提とする。物理全般と専門で学ぶ物理関連科目の基礎とな
る。
授業の内容 時間
0. 物理を学ぶ前に 2
 物理で使う文字や記号、単位、表・グラフの書き方
1. 力と運動
 1・1直線運動 12
   速度、加速度、等加速度直線運動
前期中間試験 1
 1・2運動の法則 6
   力
   運動の第1法則(慣性の法則)
   運動の第2法則(運動方程式)
   運動の第3法則(作用反作用の法則)
   重力とばねの力
 1・3いろいろな直線運動 8
   運動方程式のつくり方、自由落下運動
   真上に投げ上げたときの運動、摩擦が働くときの運動
前期末試験 1
 1・4運動量 7
   力積と運動量、運動量保存の法則、反発係数
 1・5力学的エネルギー 7
   仕事、仕事率、運動エネルギー、仕事と運動エネルギー
   位置エネルギー、力学的エネルギー保存の法則
後期中間試験 1
 1・6平面・空間での運動 14
   ベクトルとスカラー、力、速度、運動方程式・運動量・仕事
   いろいろな運動
    水平投げ出し、斜め投げ上げ、斜面上での運動、等速円運動、単振動
学年末試験 1
   
教科書
高専テキストシリーズ・物理[上]:森北出版
補助教科書
物理IBβコース:中部日本教育文化会、セミナー基礎物理+物理:第一学習社
履修上の注意
提出物は、締め切りまでに必ず提出すること。
評価基準
物理学の重要な分野である力学の基本法則を理解し、実験レポートや課題を提出し、教科書レベルの問題で60点以上を取ることができる。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-5
JABEE
(c)(d)