授業の目標と概要 |
ディジタルフィルタを中心にディジタル信号処理に関連する内容を取り扱う。 |
固定係数フィルタから,適応フィルタまでを体系的に進め,適応信号処理導入までの概要理解を目標とする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
プログラミングや表計算ソフトを利用し課題を自主的に進める。 |
プログラミングやエクセル等を利用する能力が必要(あるいは平行してプログラミング等を自主的に学習出来る) |
となる。また,事前(あるいは自学自習により)に,ディジタル信号処理に関する基礎的な知識が必要である。 |
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・ディジタル信号処理の基礎 |
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ガイダンス |
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アナログ・ディジタル信号 |
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サンプリングとエイリアシング |
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離散フーリエ変換の計算 |
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線形時不変システム,畳み込み |
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離散時間伝達関数,インパルス応答 |
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z変換による表現,差分方程式など |
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・フィルタ設計 |
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IIRフィルタとFIRフィルタ |
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IIRフィルタ設計 |
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バタワース型フィルタ |
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・適応フィルタの概要 |
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適応アルゴリズム |
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学習同定法 |
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ブロック直交射影アルゴリズム |
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ベクトル・行列の計算 |
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収束課程の手計算とプログラム |
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白色信号・有色信号とその発生プログラム |
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収束速度等の性能評価 |
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調査・報告 |
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今までの内容まとめと,各自の作業まとめ |
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*上記関連内容について随時実験・演習等を行う |
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教科書 |
webによる教材の提供 久保田一,大石邦夫 共著,『ディジタル信号処理入門』,コロナ社
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
課題等は進度に応じて,授業時間外も利用し自主的に進めること。 プログラミングが可能,あるいは自学自習で実現できること。 ディジタル信号処理の基礎・導入部分については予め予習しておくこと。
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評価基準 |
授業範囲において適応信号処理の概要を理解し,PCを利用し基本的なディジタルフィルタのシミュレーションを行うことができる。プログラミングによるアプリケーション開発等の基礎的な経験を積む。
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評価法 |
定期試験50%,報告書30%,その他提出物など20%
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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