国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
生物学
Biology
担 当 教 官 伊藤篤子
学年、学科等 2年 物質工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
「生物」は普遍性と多様性の2つの側面をもつ。生物の基本構成単位は細胞であるし、世代を継続し、反応し、生成
している。これらは「生物の4つの定義」であるが、年間を通して常にこの定義を念頭に置き、各々の単元を断片化
することなく生物の「普遍性」の理解を目指す。
「生物」は一つとして全く同一のものがない。遺伝的に全く同一といえる生物は存在するが、個体ごとになんらかの
異なる表現を示す。個体差・種間差などに触れることで生物の「多様性」に触れる。
カリキュラムにおける位置づけ
3年の生物化学、4年の化学工学/生物化学実験、微生物学、分子生物学の基礎になる科目である。
授業の内容 時間
==第1〜7回 生物基礎第1、4編 == 16
生物の特徴 4/7,14,21,28
 生物の多様性と共通性
 生命活動とエネルギー
<問題実施ノート提出(締切4/28予定 3点)
生物の多様性と生態系 5/6,12,19,26
 植生の多様性と分布
 気候とバイオーム
 生態系とその保全
<問題実施ノート提出(締切5/19予定 3点)
前期中間試験 18点
前期中間試験 1
==第9〜14回 生物基礎第3編== 12
6/9,16,23,30,7/7,14
生物の体内環境の維持
 体内環境
 体内環境の調節
 免疫
ミニ実習;重量感覚 4点
<問題実施ノート提出(締切7/7予定 3点)
前期末試験 18点
前期末試験 1
==第15〜22回:生物 第3編== 14
生殖と発生
 生物の生殖と配偶子の形成
 動物の発生
 動物の発生の仕組み
 発生をつかさどる遺伝子
 植物の発生
<問題実施ノート提出(締切 後期4回目の授業予定 3点)
<問題実施ノート提出(締切 後期中間試験前最終授業の前の授業予定 3点)

(続き)
教科目名
生物学
Biology
授業の内容 時間
後期中間試験 19点
後期中間試験 1
==第23〜28回:生物基礎 第2編、生物 第2編== 14
遺伝子とその働き 
 生物と遺伝子
 遺伝情報の分配
 遺伝情報とタンパク質の合成
遺伝子のはたらき
 遺伝情報の発現
 遺伝情報の発現調節
 バイオテクノロジー
ミニ実習 DNA模型 4点
<問題実施ノート提出(締切 冬休み前最終授業予定 3点)
学年末試験 19点
学年末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
生物基礎、生物(東京書籍)
補助教科書
ダイナミックワイド図説生物、レッツトライノート生物基礎(東京書籍)
履修上の注意
教科書と図説は授業で頻繁に使用するので必ず持参すること。
最終評価以外(前期中間・期末、後期中間)の評価は、評価時点での合計点から換算して算出する。
評価基準
最終評価は4回のテスト(合計75点)と平常点(合計25点)の計100点満点である。合計点80≦A、70≦B<80、60≦C<70、D<60。
評価法
定期試験74%,レポートなど26%
学習・教育目標 東京高専
C-4,C-6
JABEE
(c)(d)