国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
応用数学Ⅱ
担 当 教 官 間庭 正明
学年、学科等 4年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
ラプラス変換とフーリエ解析について学び、微分方程式の初期値・境界値問題を解くことを目標とする。
カリキュラムにおける位置づけ
微分積分学Ⅰ・Ⅱ、線形代数学Ⅰ・Ⅱ、解析学Ⅰ・Ⅱに続く科目である。
授業の内容 時間
1.ラプラス変換の定義と性質 8
  定義と性質    ラプラス変換の定義と性質を学ぶ。 6
  逆変換      ラプラス逆変換について学ぶ。
前期中間試験 0.5
2.ラプラス変換の応用 6
  常微分方程式への応用     ラプラス変換を用いて、常微分方程式を解く。 4
  周期関数のラプラス変換    周期関数のラプラス変換について学ぶ。 4
  デルタ関数と伝達関数     デルタ関数と伝達関数について学ぶ。
前期末試験 0.5
3.フーリエ級数 7
  周期2πの関数のフーリエ級数   周期2πの周期関数のフーリエ級数について学ぶ。 2
  一般の周期関数のフーリエ級数   一般の周期関数のフーリエ級数について学ぶ。 2
  フーリエ級数の収束定理      フーリエ級数の収束定理や、複素形のフーリエ級数について学 2
ぶ。 2
  複素形のフーリエ級数       
  偏微分方程式への応用       フーリエ級数を用いて偏微分方程式を解く。
後期中間試験 0.5
4.フーリエ変換 4
  フーリエ変換の定義とフーリエの積分定理    フーリエ変換の定義と性質について学ぶ。 4
  フーリエ変換の性質 4
  偏微分方程式への応用             フーリエ変換を用いて偏微分方程式を解く。 3
  いろいろな応用                その他、いろいろな応用例を挙げる。
学年末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
教科書
「新訂 応用数学」高遠節夫ほか著 大日本図書
補助教科書
「新訂 応用数学問題集」高遠節夫ほか著 大日本図書
履修上の注意
微積分の計算力を必要とする。 
評価基準
ラプラス変換を使って微分方程式が解けるようにする。フーリエ級数・フーリエ変換に習熟する。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-1
JABEE
(c)