授業の目標と概要 |
「生産」とは,価値ある新しい「もの」をつくりだす活動である.身の回りにある具体的な「もの」である工業製品が |
どのように過程を経て製品となり,品質,納期,価格といった観点を考慮した生産のための手法を一般化・体系化した |
ものが「生産工学」である.本講義では,実際に使用されている工業製品の製造例を通じて「生産」を考え理解する. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
これまでに「もの」づくりのために,形状を創成する加工方法,動作を実現する機構や制御方法を学習してきた.身の |
回りにある具体的な「もの」である工業製品は,それら単独では製造不可能で,最適に組み合わせられるからこそ製品 |
となる.すなわち,これまでの総合化が本「生産工学」である. |
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1.生産工学の概要 |
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生産工学の定義・構成など |
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2.経済環境の変化とリーディング産業の変遷 |
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日本の産業構造の変化,モノ作りの変化(技能重視の生産管理からコスト重視の自動化技術への移行) |
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3.コストの概念 |
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コストの構成,原価の把握,コストダウンの考え方 |
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4.品質管理の手法 |
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品質管理の手法,統計的品質管理,国際的な品質の動き(品詞管理の重要性とその手法,管理,競争等に |
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ついて説明する)モノづくりで表に出ない「裏の技術」について紹介 |
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5.「生産工学」ワークショップ |
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演習を通じて管理手法を学ぶ |
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6.標準化と知的財産権 |
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標準化の歴史と国際標準の重要性(ISO/IEC)標準化と知的財産権との関係 |
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(特に国際特許における我が国の知的戦略技術等についても説明する.) |
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7.信頼性・安全性 |
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演習問題の実施 |
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8.まとめ |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
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評価基準 |
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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