国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
機械製作実習A
担 当 教 官 筒井健太郎、齊藤浩一、多羅尾進
学年、学科等 2年 機械工学科 実験
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
機械製作技術の基礎である旋盤加工、フライス加工、ドリル加工、ヤスリがけ等を金属工作作業を通じて実習し基礎
的な機械の取り扱い方を習得する。さらに、バイクの分解組み立てに加え、3D-CAD製図も実習する。
カリキュラムにおける位置づけ
1学年のものづくり基礎工学(機械工学分野)で習得した内容をさらに、詳しく取り扱い、機械製作技術のスキルを向
上させるものである。3学年のメカトロニクス実習、機械製作実習B、さらには5学年の卒業研究等に関連し、これ
らに取り組む際のベースとなる部分を実習を通じて学ぶ。
授業の内容
1.オリエンテーションおよび安全教育(2時間)
 実習工場の使い方、班分け、日誌の記入方法、服装・機械の安全点検、ノギス・マイクロメータの使い方、
 実習レポートの書き方
2.旋盤加工実習(12時間)
 旋盤の名称、注油、工具の取り付け方、チャッキング、段付棒の旋盤加工とねじ溝加工
3.フライス加工実習(12時間)
 フライスの名称、バイスのセッティング、縦型フライス盤、横型フライス盤、縦けずり盤、シェイパー加工
4.手仕上げ加工実習(12時間)
 切断、けがき作業、ドリル穴加工、タッピング、ヤスリがけ
5.バイク分解組立(12時間)
6.3D-CAD製図実習(8時間)
 キーボード操作、直線、曲線、円弧、接線、2Dモデル〜3Dモデル、寸法、仕上げ記号等CAD操作の実習
7.まとめ(2時間)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教科書
機械実習 上 測定・鋳造・塑性加工・溶接・切削加工[1](実教出版)、機械実習 中 切削加工[2]・研削加工・NC工作機械加工・手仕上げ(実教出版)
補助教科書
履修上の注意
作業服上下、安全靴、帽子を着用し時間厳守で集合する。作業中および清掃時には安全めがねを着用する。実習内容を理解し、機械の操作や取り扱い上の注意を守る。安全上の留意事項を厳守し、事故のないように注意する。
評価基準
機械製作に必要な基本的事項の理解の程度、安全に配慮した実習態度に関して評価する。
評価法
レポートなど80%,技能・態度20%
学習・教育目標 東京高専
C-6,C-13
JABEE
(d)