授業の目標と概要 |
分子生物学は非常の広い分野にわたって利用されている学問領域である。分子生物学Ⅰで学んだ基本的な知識を土台 |
とし、さらに詳細なDNAの複製や修正、遺伝子発現の調節について学ぶ。加えて、実際にこれらを利用してなされてい |
るバイオテクノロジーについて講義をする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
これまで学んできた生物学・生化学・分子生物学・微生物学・化学工学・環境科学といった分野を理解したうえで、 |
特に分子生物学的研究手法に着目し、これを利用した研究や応用について理解できるようになる。 |
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ガイダンス 4/7 |
1 |
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DNAの構造と機能 4/7,4/14 |
2 |
DNAの構造と機能について、これまでの学習してきたことに基づいて説明する。 |
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DNA、染色体、ゲノム 4/14、4/21、28、5/6、5/12 |
8 |
実際にDNAはどのように生体内で遺伝情報を運搬しているのか。その形態や仕組みについて理解する。 |
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疾患と遺伝子 5/12、5/19、26、6/9、6/16 |
8 |
数あるヒトの疾患の多くは、遺伝子の各種損傷に由来するものがある。主に癌化を例に、疾患と遺伝子の関係 |
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について説明する。 |
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分子生物学の実験法とその基礎 |
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タンパク質の解析 6/16、6/23、6/30 |
5 |
遺伝子の解析 7/7、7/14、7/25 |
5 |
これまで学んだ事象は、どういう手法を用いて明らかにされてきたのだろうか。実際に用いられる分子生物 |
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学実験について例を示しながらその原理を理解する。 |
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教科書 |
分子生物学(第2版)東京化学同人(分子生物学Ⅰで購入済み)
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
中間テストは行わない。特段の理由のない遅刻および早退は授業に妨げとなるため、5点減点。30分を超えて遅刻した場合は欠席とします。各単元の終了時には練習問題を示したプリントを配布します。自学自習してください。プリントは小テストを行うことで定着を確認、結果は平常点として加算します。
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評価基準 |
80点以上でA、70点以上80点未満でB、60点以上70点未満でC、60点未満でD(小数点以下切り上げ)。再試者が3人未満の場合は再試を行わない。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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