授業の目標と概要 |
高度に情報技術が進んだ社会では,技術研究者が諸外国で活躍することはもはや常識であるが,語学力の壁に加 |
え,文化的差異について最低限の知識が必要となる.本講義では,諸外国とくに新興国と言われる国会の「科学技 |
術・イノベーション政策」を事例にとり,国ごととに科学技術やイノベーションに求める要求項目の違い,研究者の |
社会的な地位の違いなどを調査,分析することにある.受講生は,関連論文の輪読,関連資料の分析,発表という積 |
極的な参加が不可欠である.単位1 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
専攻科科目「科学技術論」と同時開講とする.現代社会の中で科学技術がどのようなに社会経済的活動,および政治 |
的な活動と関わっているかを,科学技術論の各種の手法を利用して考察を行う.従って,本科3年までの社会系科目 |
に加え,4年次の実用法律学,工学倫理の履修を前提としている. |
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各国の科学技術動向,科学技術政策動向について,受講生が論文,Web資料,映像資料を用いながら,調 |
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べ,分析し,発表する形式で行う.以下のHPは特にWeb資料元として利用する. |
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http://ci.nii.ac.jp/ http://crds.jst.go.jp/watcher/ |
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10 |
1.イントロダクション |
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2.各国の科学技術・イノベーション動向の事例(1) |
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3.各国の科学技術・イノベーション動向の事例(2) |
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4.テーマ設定 |
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5.各国の科学技術・イノベーション政策(1) |
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6.各国の科学技術・イノベーション政策(2) |
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7.調査準備状況のテーマ設定報告 |
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8.各国の科学技術・イノベーション政策(3) |
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9.各国の科学技術・イノベーション政策(4) |
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10.発表準備作業および個別指導(1) |
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9.5 |
11.発表準備作業および個別指導(2) |
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12.調査準備状況の中間報告 |
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13.発表準備作業および個別指導(3) |
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14.発表会(1) |
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15.発表会(2) |
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教科書 |
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補助教科書 |
『躍進する新興国の科学技術』ディスカバー21,2011年
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履修上の注意 |
自ら学び取る姿勢が不可欠である.設定されたテーマについては,自分なりの考えを持てるようにすること,テーマ選択においては,自分なりのテーマ設定ができ,かつ調査,発表できるようにすることが求められる.
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評価基準 |
資料調査方法,分析方法などの知識について8割程度理解.かつ,テーマを設定・調査・発表できる.
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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