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教科目名
世界の宗教文化
Religion Cultures in the World
担 当 教 官
学年、学科等 5年 一般教育科(人文系) 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 前期 週2時間 (合計 30.5 時間)
授業の目標と概要
 宗教が現代社会において重要なトピックであることは間違いない。国内のニュースを含め、特に海外の出来事では
(その背景にまで目を向けるならば)宗教が絡んでいるものは数多い。では、宗教とはそもそも何であろうか?こう
問われても、多くの人にとっては答えるどころか考えることも難しいのではないだろうか。
 そこで本ゼミでは、宗教をめぐる諸概念を考察することを通して、宗教とは何か、宗教がわれわれにとってどのよ
うな意味をもっているのか、といった問いを考えていきたい。
カリキュラムにおける位置づけ
独自の目標をもつ授業であるが、倫理思想、日本史、政治経済といった、本科低学年で触れた教科の内容とも深く関
連している。また,部分的ながら世界史を学べる授業としても位置づけられる。
授業の内容 時間
1.はじめに  2
  授業概要、進め方の説明、資料作成上の注意等
2
2.序章:「宗教」とは何かを考える。
20
3.教科書に基づいた発表と議論
  第1章:宗教と暴力
  第2章:神話と聖典の言葉
  第3章:宗教と社会
  第4章:宗教から信仰へ
  第5章:日本人と宗教
         (各4時間ずつ)
4.映像資料から考える 6
  各章の議論を受けて、適宜映像資料等も用いながら参加者同士で議論する。
  

(続き)
教科目名
世界の宗教文化
Religion Cultures in the World
授業の内容 時間
前期末試験 0.5
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
岡田典夫他著、『はじめて学ぶ宗教』(有斐閣、2011年)
補助教科書
履修上の注意
自分の発表担当および議論への積極的な参加は義務である。
評価基準
資料を適切に読み解き、それを他者に向かって簡潔に説明できること、および、その中から自ら問題を析出し、それを参加者とともに考え、深めていくことができること。
評価法
レポートなど40%,議論への貢献30%,発表30%
学習・教育目標 東京高専
JABEE