授業の目標と概要 |
生物を用いた水質浄化システムの代表である活性汚泥法を通して、現代の様々な環境問題について学ぶ。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
現代の技術者の使命は環境に配慮した製品や生産システムを作ることである。融合・複合新領域の専攻科の共通科目 |
として、この授業は、過去の環境汚染から説き起こし、将来の環境保全にいたるまでを科学、工学、倫理、法規等の |
面から解説することにより、技術者としての素養を育むことを目標としている。 |
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前半 |
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以下の事項について講義形式で進める。 |
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1.水質汚染と生活廃水/日本や世界の水環境汚染の状況について学ぶ |
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2.水生生物とその生態/水生生物の種類や相互関係について学ぶ、生態系における食物連鎖の重要性を理 |
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解する |
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3.生物廃水処理の原理/微生物の役割と活性汚泥法の原理について学ぶ |
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5.活性汚泥法の問題点/活性汚泥で処理できない物質や活性汚泥法の欠点について学ぶ |
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6.水域の富栄養化と生活廃水/富栄養化の原因物質と生活廃水の影響について学ぶ |
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後半 |
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今起こっている環境問題について2,3人のグループでテーマを取り上げ調査し、その内容をパワーポイントで |
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発表する。 |
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基本的に各グループにテーマの選択を任せるが、事前にテーマの選定、参考資料、まとめ方を相談する。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
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評価基準 |
定期試験とレポートで評価する。下水処理法の原理、各自が発表した環境問題の内容を中心に定期試験で出題する。パワーポイントの原稿及び見学会での報告をレポートとして課す。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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