| 授業の目標と概要 |
| 有機化学実験の合成・分離・精製に関わる基礎的な単位操作の原理と操作方法を習得する。また、有機化合物の分 |
| 析によく用いられるNMR,IRの解析方法を身につける。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 有機化学Ⅰ,有機化学Ⅱ,高分子化学Ⅰ,高分子化学Ⅱ,機器分析Ⅱと関連 |
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| 授業の内容 |
| クラスを二つのグループに分けて、実験の原理や操作方法の講義と実験を交互に行う。 |
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| 1)講義 |
| 1.有機化学実験の注意事項 |
| 2.安全,環境保全に関する注意事項 |
| 3.単位操作の原理と操作方法 |
| 加熱反応(エステル化反応,アセチル化反応) |
| 分液 |
| ろ過 |
| 乾燥 |
| 再結晶 |
| 蒸留 |
| クロマトグラフィー |
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| 2)実験 |
| 実験課題 |
| 1.酢酸エチルの合成 |
| 生成物の分離精製およびNMRによる解析 |
| 2.アセチルサリチル酸の合成 |
| 生成物の分離精製およびNMR,IRによる解析 |
| 3.混合物のクロマトグラフィーによる成分分離 |
| 展開溶媒の適正な混合比を探査 |
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| 教科書 |
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有機化学実験テキスト(平成25年度版) 東京高専物質工学科編集
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| 補助教科書 |
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| 履修上の注意 |
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有機化学実験の注意事項と安全,環境保全に関する注意事項を理解していることが実験に参加する条件である。また、各単位操作の原理や操作方法の講義を復習し、留意点を頭の中で整理して実験に臨むこと。
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| 評価基準 |
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実験に取り組む姿勢,レポートの内容を総合的に評価し,有機化学実験に臨む際の心構えや単位操作の習得度を確認する。
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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