| 授業の目標と概要 |
| ①国際社会で生きる技術者として必要な、近現代史を中心とした日本史の基本的知識を身につけ、②自ら課題を設定 |
| して調査し、自分の考えをレポートにまとめて発表する能力を養う。そのため前期は近現代史を中心とした通常の日 |
| 本史の授業を行い、夏休みにレポートを課し、後期の授業では通常の授業に交えて一人一人がレポートを発表す |
| る演習形式をとる。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 近現代を中心とした日本史の知識を身につけ、自ら課題を設定して、資料を取捨選択しながら客観的に考察して分析 |
| し、発表をしていく、積極的な取組が求められる。このような教育を通して国際社会に主体的に生きる日本人技術者 |
| としての資質を養う科目と位置づけられる。 |
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| 1.日本史の時代区分と前近代社会 日本史の時代区分と各時代の特徴を理解する。 |
1 |
| 2.近代国家の成立 開国によって欧米列強の近代的な国交、貿易関係に取り込まれたこと、それに影響され |
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| て明治維新が起こり、近代的立憲国家が成立したことを理解する。 |
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| 開国と幕末の動乱 |
3 |
| 明治維新と富国強兵 |
5 |
| 立憲国家の成立 |
4 |
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| 3.日清・日露戦争と近代社会の発達 欧米列強と対等の関係を築くために、富国強兵政策を進めて大陸進 |
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| 出をはかり、日清・日露戦争の勝利によりそれを達成したこと、同時に近代産業が発達し国民生活が変化し |
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| ていったことを理解する。 |
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| 日清・日露戦争と国際関係 |
4 |
| 近代産業の発展と近代文化の発達 |
4 |
| 4.近代日本とアジア 第一次大戦後欧米と協調関係を進めた結果、政治・外交が安定したことを理解する。 |
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| 第一次世界大戦 |
3 |
| ワシントン体制 |
2 |
| 市民文化 |
1 |
| レポートの書き方 調査の方法、レポートの書き方を理解する。 |
1 |
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| 5.恐慌と全体主義の時代 相次ぐ恐慌のため大陸進出により局面打開を図るという意見が増え、軍部が台 |
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| 頭して政党政治が崩壊してファシズム体制をとるようになりついに太平洋戦争に突入したことを理解する。 |
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| 恐慌の時代 |
2 |
| 軍部の台頭 |
2 |
| 第二次世界大戦 |
3 |
| 夏休みのレポートをもとに、各自10分程度の発表をする。 レポートの発表 |
6 |
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| 6.占領下の日本 戦後日本が平和な民主国家として再出発したこと、日本の講和・独立とその背景を理解 |
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| する。 |
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| 占領と改革 |
2 |
| 冷戦の開始と講和 |
1 |
| 7.高度成長の時代から現在の日本社会 独立後の政治の展開と経済の発展過程を理解する。 |
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| 55年体制 |
2 |
| 経済復興から高度成長へ |
2 |
| 激動する世界と日本 |
2 |
| レポートの発表(引き続き並行して、夏休みのレポートをもとに、各自10分程度の発表をする。) |
6 |
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