| 授業の目標と概要 |
| 前期概要：電磁気学で学んだ知識をベースとして電波の発生から電波の伝わり方までを理論的に解析し、各種のアン |
| テナや電波の伝わり方について基礎的な理解を得る。前期目標：Maxwell方程式の取り扱い方、電波伝播の基礎及び |
| アンテナの性質を理解する。後期概要：情報通信に関わる基礎技術の理論や実際の通信システム・新技術を折り込みな |
| がら、情報通信全般の概要を理解できることを念頭に講義を行う。後期目標：通信網、交換網、線路網など通信技術 |
| の基礎、また伝送、無線通信、データ通信など通信方式技術の概要を知ること。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 情報通信は、社会の重要な基盤環境となっており、急速な技術革新の進展と高度化・多様化したニーズへの対応によ |
| り、変貌を遂げようとしている。この教科ではこうした通信技術をこれまで学んだ電子工学の知識を使って技術者とし |
| ての角度から理解して行く。無線マルチメディア時代の研究・開発・運用や、いろいろな電波応用にも必要な基礎知識 |
| である。 |
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| 【電波伝搬・空中線系の理論基礎】 |
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| １．Maxwell 方程式、電磁波の存在 ２．自由空間のインピーダンス、ポインティングベクトル |
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| 【空中線系の理論】 |
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| ３．微小ダイポールアンテナと半波長ダイポールアンテナ |
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| ４．アンテナの相対利得と絶対利得 ５．アンテナの実効面積と自由空間の損失 |
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| 【空中線系の構造・機能】 |
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| ６．パラボラアンテナ、八木アンテナ、アレイアンテナ、他 |
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| ７．円偏波と楕円偏波、円偏波アンテナ |
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| 【電波伝搬の理論】 |
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| ８．地上波の伝搬、反射、マルチパス、地球の等価半径 |
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| ９．電離層伝搬、正割の法則、MUF、フレネルゾーン、エアダクト、 |
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| １０. フェージング、デリンジャー現象、磁気嵐、降雨減衰、雑音、宇宙通信における電波の窓 |
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| １１．陸上移動伝搬特性、多重路伝搬、瞬時変動、中央値変動、距離変動、奥村カーブ |
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| １２．レイリーフェージング、選択性フェージング、遅延プロファイル １３．電波応用の実際例解説 |
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| １４．通信網技術 |
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| １５．交換網技術 |
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| １６．線路網技術 |
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| １７．通信土木技術【無線機器・空中線系の保守及び運用】 |
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| １８．伝送技術 |
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| １９．無線通信技術【無線機器・空中線系の保守及び運用】 |
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| ２０．通信用電力技術【無線機器・空中線系の保守及び運用】 |
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| ２１．通信法規 |
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| ２２．通信機器技術【無線機器・空中線系の保守及び運用】 |
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| ２３．データ通信技術 |
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| ２４．画像通信技術 |
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| ２５．信頼性工学 |
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| ２６．電気通信の課題と現状 |
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