国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
漢文学概論
担 当 教 官 齋藤聡、船戸美智子 
学年、学科等 5年 一般教育科(人文系) 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
(目標)・古典の授業で学んだ漢文の知識を活用し、思考活動をより深く豊かにする力を養う。
・漢詩漢文の理解を深め、自分の力で読み味わう力を養う。
(概要)・作品を通して漢詩における時代や作家の特色や相違点を分析する。
・取り扱う作品は、詩を中心とし、様々なジャンルが出そろう唐代までの詩を取り上げる。
カリキュラムにおける位置づけ
中国から漢字が伝わって以来、中国の文化や思想、文学は日本語の中に漢文として取り入れられ、現代に至ってい
る。日本語を深く理解し論理的な思考力を身につけその的確な表現法を獲得するためにも、漢文の学習は有用であ
る。漢文を学ぶことで日本語によるコミュニケーションの基礎力を身につけ、技術者としての真の思考力を育成する
ことがこの科目の目標である。
授業の内容 時間
第一回 ガイダンス 8
第二回 文学史概説(先秦〜漢)
第三回 文学史概説(魏晋南北朝)
第四回 文学史概説(隋唐)
21
第五回以降 発表
 ・語句を調べ訓読・現代日本語訳をしその成果を発表する。
 ・発表の際はプリントを用意する。 
 ・時代背景や詩人の生涯などを調べ、詩との関係を検討しておくこと。 
 ・先行研究を活用すること。
 ・自分の調査したことについて、意味が不明であったり読めないということがないようにしておく。
※中間試験は筆記試験を課し、期末試験はレポートを課す予定。
前期中間試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
適宜プリントを配布する。
補助教科書
履修上の注意
・毎回漢和辞典を持参し、わからないことを積極的に自ら調べる態度を身につけること。
・発表担当者以外も予習をし、自分の見解を用意しておくこと。
評価基準
(発表)・各詩人やジャンルの特徴を理解しているか。・先行研究を踏まえて訓読や訳を精査しているか。
・文章で自らの考えが相手に伝えられているか。
評価法
発表等80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
JABEE