| 授業の目標と概要 |
| 電磁気現象の基本的な法則を出発点として、電気磁気が関わるエネルギー変換の基礎を学習する。 |
| この意味において、電磁エネルギー変換Ⅰの続編である。電磁エネルギー変換Ⅱでは、交流発電機(同期発電機)と |
| 交流電動機(誘導電動機、同期電動機)を学習する。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 電気回路、電磁気学で学んだ内容を十分に理解しておくこと。三相誘導電動機の等価回路を理解するためには、変圧 |
| 器の等価回路を理解しておくことが前提となる。 |
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| 1.三相同期発電機 |
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| (1)三相同期発電機の原理と構造 |
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| ・対称三相起電力の発生、同期速度 |
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| (2)三相同期発電機の等価回路 |
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| ・電機子反作用、同期インピーダンス |
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| (3)三相同期発電機の特性 |
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| ・無負荷飽和曲線と短絡曲線 |
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| 2.交流電動機の基礎 |
3 |
| (1)三相同期電動機の原理:回転磁界と界磁巻線電流によるトルクの発生 |
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| (2)三相誘導電動機の原理:回転磁界と渦電流によるトルクの発生 |
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| (3)同期電動機と誘導電動機の違い:同期速度とすべり |
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| 3.三相同期電動機 |
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| (1)三相同期電動機1相分の等価回路とベクトル図 |
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| ・電機子巻線の誘導起電力、電機子反作用リアクタンス、同期リアクタンス、 |
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| ・負荷角 |
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| (2)三相同期電動機の特性 |
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| ・入力、出力、力率、トルク、位相特性 |
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| 4.三相誘導電動機 |
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| (1)三相誘導電動機の理論 |
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| ・同期速度、すべり、トルクの発生 |
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| (2)三相誘導電動機の等価回路 |
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| ・三相誘導電動機1相分の等価回路、等価回路による諸量の計算 |
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| (3)三相誘導電動機の特性 |
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| ・速度特性、トルク特性、比例推移 |
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| (4)三相誘導電動機の運転 |
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| 教科書 |
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書名:最新電気機器学入門(基礎シリーズ)、著者:深尾正・新井芳明、発行所:実業出版
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| 補助教科書 |
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| 履修上の注意 |
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演習結果の提出のためのレポート用紙を持参すること 計算演習となる場合が多いので、電卓を持参すること
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| 評価基準 |
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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