授業の目標と概要 |
電磁気現象の基本的な法則を出発点として、電気磁気が関わるエネルギー変換の基礎を学習する。 |
この意味において、電磁エネルギー変換Ⅰの続編である。電磁エネルギー変換Ⅱでは、交流発電機(同期発電機)と |
交流電動機(誘導電動機、同期電動機)を学習する。 |
|
カリキュラムにおける位置づけ |
電気回路、電磁気学で学んだ内容を十分に理解しておくこと。三相誘導電動機の等価回路を理解するためには、変圧 |
器の等価回路を理解しておくことが前提となる。 |
|
|
1.三相同期発電機 |
10 |
(1)三相同期発電機の原理と構造 |
|
・対称三相起電力の発生、同期速度 |
|
(2)三相同期発電機の等価回路 |
|
・電機子反作用、同期インピーダンス |
|
(3)三相同期発電機の特性 |
|
・無負荷飽和曲線と短絡曲線 |
|
2.交流電動機の基礎 |
3 |
(1)三相同期電動機の原理:回転磁界と界磁巻線電流によるトルクの発生 |
|
(2)三相誘導電動機の原理:回転磁界と渦電流によるトルクの発生 |
|
(3)同期電動機と誘導電動機の違い:同期速度とすべり |
|
|
|
3.三相同期電動機 |
7 |
(1)三相同期電動機1相分の等価回路とベクトル図 |
|
・電機子巻線の誘導起電力、電機子反作用リアクタンス、同期リアクタンス、 |
|
・負荷角 |
|
(2)三相同期電動機の特性 |
|
・入力、出力、力率、トルク、位相特性 |
|
4.三相誘導電動機 |
8 |
(1)三相誘導電動機の理論 |
|
・同期速度、すべり、トルクの発生 |
|
(2)三相誘導電動機の等価回路 |
|
・三相誘導電動機1相分の等価回路、等価回路による諸量の計算 |
|
(3)三相誘導電動機の特性 |
|
・速度特性、トルク特性、比例推移 |
|
(4)三相誘導電動機の運転 |
|
|
|
|
教科書 |
書名:最新電気機器学入門(基礎シリーズ)、著者:深尾正・新井芳明、発行所:実業出版
|
|
補助教科書 |
|
履修上の注意 |
演習結果の提出のためのレポート用紙を持参すること 計算演習となる場合が多いので、電卓を持参すること
|
|
評価基準 |
|
評価法 |
|
学習・教育目標 |
東京高専 |
|
JABEE |
|