国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
生物化学
担 当 教 官 伊藤 篤子
学年、学科等 3年 物質工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 2 (合計 32 時間)
授業の目標と概要
①基本構成単位は細胞 ②世代を継続 ③反応 ④生成 この4つが「生物の定義」である。生化学とは生命現象を化
学的に研究する学問である。生体を構成する物質、世代の継続(遺伝)、代謝と酵素(生成)、細胞内情報伝達(反
応)について理解を深めることで、4つの「生物の定義」を化学的に把握し、身近な生物現象の普遍性を理解するこ
と、並行して、生物学および生化学の研究手法を理解することを目標とする。今後の技術者としての社会生活を送る
上で不可欠な知識の取得をめざす。
カリキュラムにおける位置づけ
生物学,有機化学,分析化学,物理化学の基礎のもと、生物における化学反応を理解する科目である。4年以降の分子
生物学、微生物学、生物工学の基礎となる科目である。
授業の内容 時間
① 4月9日 生化学とは?糖質 2
② 4月16日 糖質の代謝1 2
③ 4月23日 糖質の代謝2 2
④ 4月28日 核酸 2
⑤ 5月7日 遺伝情報の伝達と制御1 2
⑥ 5月14日 遺伝情報の伝達と制御2 2
⑦ 5月21日 DNA模型の作成<8点(A:8点, B: 5.3点, C: 2.6点, D 0点) 2
⑧ 5月28日 実習:自分のDNAをみてみよう① 2
前期中間試験 1
⑨ 6月11日 アミノ酸 2
⑩ 6月18日 タンパク質 2
⑪ 6月25日 酵素Ⅰ 2
⑫ 7月2日 酵素Ⅱ 2
⑬ 7月9日 アミノ酸テスト<8点、脂質 2
⑭ 7月23日 実習: 自分のDNAをみてみよう②<9点(A:9点, B:6点, C:3点, D 0点) 2
2
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
ベーシックマスター生化学 大山隆(オーム社)
補助教科書
図説生物(東京書籍)
履修上の注意
生物学,有機化学,分析化学,物理化学で学習した内容を十分に理解しておくこと.考慮すべき理由のない遅刻・早退は、授業の妨げとなるため減点します(2点)。30分以上の遅刻は欠席とします。提出物提出遅れは減点されます。
評価基準
80点以上でA、70点以上80点未満でB、60点以上70点未満でC、60点未満でD(小数点以下切り上げ)。再試者が3人未満の時は再試を行いません。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-4,C-6
JABEE
(c)(d)