教科目名
基礎工学概論
担 当 教 官
:
衣笠 巧
学年、学科等
:
5年
物質工学科
通常講義
単位数 期間
:
必修
1 単位
後期
週2時間
(合計 30 時間)
授業の目標と概要
工業的に化学プロセスを操作する際には,プロセス内の状況を知るために物理量を計測し,プロセスを安定に維持す
るために制御する必要がある.本科目では,化学技術者として必要な化学プロセスにおける計測と制御の基礎知識を
学ぶ.
カリキュラムにおける位置づけ
計測制御は物質工学に限らない工学共通の技術である.これまでに学んだ物質工学と直接関係する内容は少ないが,
計測については機器分析のいくつかの方法,プロセスモデリングについては化学工学の物質収支・熱収支の考え方と
関連する.
授業の内容
時間
1.プロセス制御とは
2
プロセス制御の役割
プロセス制御の基本的な考え方
2.プロセス制御システム設計の基本ステップ
8
制御変数と操作変数の選定
制御構造
コントローラ
3.プロセス制御とハードウェア
8
プロセス変数とセンサ
アクチュエータ
4.プロセスモデリング
6
物理モデリング
プロセスの伝達関数とブロック線図
ブラックボックスモデル
5.コントローラの設計
5
内部制御モデル
PIDコントローラの設計
(続き)
教科目名
基礎工学概論
授業の内容
時間
学年末試験
1
教科書
なし
補助教科書
大嶋正裕著:プロセス制御工学 コロナ社
履修上の注意
特になし
評価基準
プロセス制御の基礎的な知識を身についたかどうかを定期試験とレポートで評価します。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標
東京高専
C-2,C-3,C-4,C-5,C-7,C-8,C-12,C-13,C-14
JABEE
(c)(d)(h)