授業の目標と概要 |
最近の機械工学では,各種半導体や,センサを機械の要素の一部として取り入れ,ソフトウェアも含めて,より知的な機 |
械の開発が可能になっている.このような機械技術と電子(半導体)技術を融合させた技術領域をメカトロニクスと呼ん |
でいる.本実習では機械のものづくりを通じてメカトロニクスの基礎技術を体得することを目的とする.1〜3年生まで |
に習得した設計、製図、機械製作、電気工学などの技術を駆使して,3名〜4名のチーム単位でものづくりに取り組み、計 |
画的に指定された期間内に問題を解決していくものとする. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
[関連のある科目]基礎製図、設計製図、基礎電気工学,電気・電子工学及び演習 |
、機械製作実習、メカトロ二クス、応用メカトロ二クス |
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●競技用ロボットの製作 |
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競技用をロボットを複数名のチームで設計製作するものである. |
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・第01回 ガイダンス |
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・第02回 概念設計・製作開始 |
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・第03回 コントローラーの製作 |
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・第04回 本体完成 |
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・第05回 中間報告会 |
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・第06回 アーム部作成 |
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・第07回 駆動部・機構部作成 |
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・第08回 プロトタイプ完成・最終仕上げ・競技練習 |
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・第09回 コンテスト実施 |
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・第10回 製図とレポート作成 |
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●ライントレースロボットのプログラミングと制御 |
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マイコンプログラムを行うライントレースロボットの制御について学習する。マイコンのプログラミング方法、 |
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センサ、アクチュエータの使い方などの習得が目的となる。 |
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・第01回 ガイダンス,資料配布 |
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・第02回 プログラム方法の学習 |
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・第03回 プロトタイププログラムの製作 |
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・第04回 ライントレースの実施 |
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・第05回 ロボットの分解作業、整理整頓 |
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教科書 |
メカトロニクス概論(実教出版)、わかりやすい電気基礎(高橋寛監修 コロナ社)
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
半田ごてや工作機械を用いることから安全には細心の注意を払うこと。班毎に作業をすることから作業分担などをしっかり決めて段取りよく行うこと。整理整頓、作業日誌の作成、挨拶は徹底すること。1年次に購入した電工工具セットを持参すること。授業においては作業服を着ること。
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評価基準 |
レポートや図面の完成度、製作作品の完成度と性能,授業献度で評価。基本的に全授業出席とし、事前連絡のない欠席は不可とする。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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