授業の目標と概要 |
古典の授業で学んだ漢文訓読の知識を活用し、漢詩についての知識・理解を深め、自分の力で漢詩を読み味わい、そ |
の上で、自らの言語活動に古典で学び得た成果を取り入れ、思考活動をより深く豊かにすることを目指す。そして、 |
各時代ごとの特色や相違点を分析してゆく。扱う題材は、日本で漢詩として親しまれている唐代までの詩を取り上 |
げ、一つの主題がどのように表現されていくのかを時代を追って鑑賞してゆく。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
中国から漢字が伝わって以来、中国の文化や思想、文学は日本語の中に漢文として取り入れられ、現代に至ってい |
る。日本語を深く理解し論理的な思考力を身につけその的確な表現法を獲得するためにも、漢文の学習は有用であ |
る。漢文を学ぶことで日本語によるコミュニケーションの基礎力を身につけ、技術者としての真の思考力を育成する |
ことがこの科目の目標である。 |
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講義 |
4 |
・文学史概論 |
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発表 |
26 |
・各時代の詩、文章からテーマを設定。 |
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一人もしくは数人のグループでの発表。(※受講人数に応ずる) |
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※中間試験、期末試験はレポートを課す予定。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
漢和辞典を極力用意する。授業に臨む上で、白文を書き写し、書き下し文を作成しておくこと。また、授業内でも、訳の書き取りを始め多くの書き取り作業をするので、腕に負担のかからない筆記具を用意しておくこと。
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評価基準 |
漢詩の特性、各時代ごとの表現の違い、個々の詩や詩人についての理解などをレポートにまとめ、その理解度と文章に表現する力で評価を行う。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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