授業の目標と概要 |
グローバリゼーションによって,国境の垣根がますます低くなる社会情勢のもとで,世界における宗教的な価値観と |
その歴史と意義を理解しておくことは,相互理解のために重要な教養のひとつであろう。しかし宗教の力を利用する |
諸勢力は,戦争やテロを引き起こすこともある。このゼミでは,教科書に紹介されている宗派,教団,教会などから1 |
つ,及び教科書以外から1つ,計2つのテーマを各受講者自身が選んでパワーポイントで計2回紹介し,その後,皆で議 |
論する時間が中心となる。期末にはそれをまとめたレポート提出を要する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
独自の目標をもつ授業であるが、倫理思想、日本史、政治経済といった、本科低学年で触れた教科の内容とも深く関 |
連している。それらをより深く、興味深く、掘り下げることが可能な授業としても位置づけられる。 |
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1.導入---「宗教」の意味 |
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2.世界の宗教伝承、宗教哲学に関連するビデオ鑑賞 |
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3.学生による調査結果発表、議論 |
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(以下は教科書以外の調査発表テーマに関するアイデア例) |
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・ギリシャ神話の神々 |
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・ゲルマンの神話とワーグナー作品 |
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・ユダヤ教的教育方法の特徴とユダヤ人学者が世界に及ぼした影響・効果 |
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・太極拳の「太極」とは何か |
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・マハトマ=ガンディーの宗教思想 |
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・現代インドの宗教事情 |
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・禅文化が欧米に与えた影響 |
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・クリスマスに関する伝承・祝われ方ならびに批判的動向 |
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・クリスチャン・ネームの由来と代表的現代人 |
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・バロック音楽の魅力 |
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・修道士の生活と修道院が生んだ文化 |
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・ベートーベン第9交響曲歌詞内容とその鑑賞 |
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・キリスト教と平和主義の関係 |
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・ナチスに抵抗した宗教者たち |
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・ムハンマドの生涯と教え |
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・イスラム教の現代的魅力 |
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・一部イスラム教徒による「自爆テロ」と「カミカゼ攻撃」のちがい |
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・アメリカにおける進化論論争とローマ法王庁の見解 |
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・カルト宗教の見分け方をフランス政府に学ぶ・・・等々 |
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4.各種教材による世界の宗教文化紹介と考察 |
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