1 実用法律学の導入 |
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実用法律学の講義の全体像を紹介する。法と道徳の共通点と相違点を解説する。多様な観点から法を分類す |
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る。法の階層、憲法の最高法規性を説明する。基本的な法令用語を説明する。 |
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2 憲法(1) |
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日本国憲法の基本的人権の尊重を理解し、明治憲法と比較する。国民主権の内容を説明する。憲法の規定する |
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基本的人権の種類と内容の概略を説明する。新しい人権に言及する。公共の福祉による人権の制約について説 |
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明する。 |
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3 憲法(2) |
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日本国憲法の統治機構(国会・内閣・裁判所)を説明する。国会法、内閣法、裁判所法、国家行政組織法にも |
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言及しながら、国会の位置づけ、立法過程、内閣の役割、司法権の独立について説明する。情報公開制法を説 |
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明し、事例問題を検討する。 |
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4 個人情報保護法 |
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個人情報保護法制定の背景と関連法制を説明する。個人情報取扱事業者の義務を解説する。個人情報取扱事業 |
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者に対する本人の権利を解説する。個人情報保護法に関連する事例問題を検討する。 |
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5 行政法 |
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国家資格、許認可、免許等の制度は、職業選択の自由・営業の自由を公益目的で規制している。このような観 |
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点から、工業関連行政法規を例に取り上げ、その内容を考察する。国家公務員法や専門職に課せられる守秘義 |
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務を確認する。ノーアクションレター制度について説明する。パブリックコメント制度について説明する。国 |
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家賠償法における公務員の責任と国・地方公共団体の責任について考察する。 |
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6 民事法(1) |
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民法の基本原則を説明する。民法の全体図を説明する。民法総則における重要な事項(権利の主体・権利の客 |
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体・法律行為・時効等)を説明する。物権と債権の相違について説明する。 |
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7 民事法(2) |
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債権の発生、消滅を説明する。契約の種類を説明する。債務不履行、不法行為、損害賠償請求を中心に説明す |
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る。製造物責任法の概略を説明する。従業者の責任と会社の責任について考察し、国家賠償法における場合と |
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比較する。 |
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8 刑事法 |
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罪刑法定主義、犯罪の種類、犯罪の成立、刑罰の種類を説明する。捜査・逮捕・起訴等、刑事訴訟の概要につ |
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いて説明する。刑法以外の行政刑罰にも言及する。 |
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