| 授業の目標と概要 |
| 電子計算機Ⅰ・Ⅱの続きとして、CPU、メモリ、I/O装置及びソフトウェアから成るマイクロコンピュータシステムの |
| 設計と製作の実際について学ぶ。 |
| プログラムの実行とI/O動作の並列動作、多重プロセス制御による複数プログラムの並列動作について学ぶ。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 論理回路Ⅰ・Ⅱ、電子計算機Ⅰ・Ⅱ、オペレーティングシステムⅠを前提とし、CPUとI/Oの並列動作、プログラムの |
| 多重動作を理解し、マイクロコンピュータを用いたシステムの設計ができることを目標とする。 |
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| 1.マイクロコンピュータ用のOSの基礎 |
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| リセット、初期プログラムロード、プログラムステータス、割込み、多重タスク制御、 |
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| タスクスケジューリング方式、タスク間通信と排他制御、リアルタイム制御 |
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| 2. LED表示制御プログラムの作成 |
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| Z80-SBC上のLEDの各桁を独立した時間間隔で点灯制御させるプログラムを、OSを使用しない場合と、マル |
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| チタスクOSを使用する場合とで作成する。 |
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| 3. LED表示装置の設計、製作及び試験 |
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| I/O装置としてCPUから1バイトずつデータを受け取りそれを2桁の10進数として7Seg-LEDに表示するLED表示 |
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| 装置の設計、製作及び試験プログラムを作成しての動作試験をおこなう。 |
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| 4. I/Oデータチャネルの製作とLED表示装置の制御 |
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| I/O装置のデータ転送を制御するI/Oデータチャネルプログラムを、マルチタスクOS上で作成し、LED表示装 |
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| 置を動作させる。 |
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| 5. 排他制御とタスクスケジューリングの実験 |
4 |
| 複数タスク間で共用資源の利用とタスクスケジューリング可能性についての実験をおこなう。 |
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| 6. DCモータの駆動制御 |
6 |
| 直流モータをPWM制御で駆動し、回転数を変化させながらスケジューリング運転をおこなう。 |
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| 7. 総合試験 |
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| Z80-SBC上のLEDの表示、LED表示装置へのデータ出力、DCモータ駆動を並列に動作させ、各種パラメータを |
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| 変化させて動作の確認をおこなう。 |
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| 8. まとめと成果発表会 |
4 |
| 成功と失敗の体験をまとめパワーポイントによる発表会をおこなう。 |
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| 教科書 |
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著者：横田英一 書名：図解Z80の使い方 発行所：オーム社
プリント配布
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| 補助教科書 |
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著者：竹田 仰 書名：Z80シングルボードコンピュータの入門と実践
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| 履修上の注意 |
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実験付きの授業であり、実験課題毎に報告書の提出が必要となるの指定期限内に提出のこと。
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| 評価基準 |
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グループで役割を持ち実験ができること。コンピュータの並列多重動作及びハードウェアとソフトウェアの役割が理解できること。
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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