国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
応用物理Ⅰ
担 当 教 官 大野秀樹
学年、学科等 3年 電子工学科 実験
単位数 期間 必修 2 単位 前期 週4時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
物理における熱、光、原子・原子核、量子力学等、各分野の実験を行う。各種の実験を行うことにより、実験スキル
を身につけるとともに、現在の科学技術、工学分野における物理の果たす役割について学ぶ。
カリキュラムにおける位置づけ
1、2年生で学んだ物理の復習を兼ねるとともに4年で学ぶ応用物理Ⅱ、Ⅲへの導入となる実験である。
授業の内容
ガイダンス
物理の基礎の復習
各実験の説明
下記テーマを実験する
①ジュール熱の測定
②β線の吸収実験    
③簡易分光計の作成と水素スペクトルの観察(プリント配布)
④フランク・ヘルツの実験    
⑤レーザー光と水プリズムを用いた水溶液の濃度測定
⑥電子の比電荷の測定 
⑦プランク定数の測定(光電効果)
⑧ニュートンリング・繰り返し反射法
課題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教科書
応用物理実験テキスト(島津理化器械株式会社)
やさしい基礎物理(森北出版)、ネオパル物理I+II(第一学習社)
補助教科書
高専の物理(森北出版)
履修上の注意
1、2年で学んだ「物理」と「数学」を十分に理解しておくこと。
授業時間内に実験を終了し、作業レポート、課題レポートを提出し検印を受けること。
課題を締め切りまでに必ず提出すること。
評価基準
授業の欠課数が1/3以上でD評価となる。
実施した実験について理解していることを課題レポート等から確認する。
到達度試験の結果を加味する。
評価法
レポートなど75%,到達度試験・課題25%
学習・教育目標 東京高専
C-5
JABEE
(c)(d)