授業の目標と概要 |
はじめは、化学Ⅰを引き続いて学ぶ。以降、無機物質、有機化合物、高分子化合物、機能性材料、生体物質等、身近な物質につい |
て実例をあげて解説する。講義を通して化学反応に関わる電子が「電気工学」と密接に関わっていること、更には、生命活動が |
「電気システム」であることを理解する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
化学Ⅰ、ものづくり基礎工学に関連する基本事項を理解すると同時に、21世紀の技術者として必要不可欠な基本事項について学 |
習する。 |
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1.基本事項の確認:宇宙・原子・生命の誕生、進化と化学物質について学ぶ。主として典型元素に関して |
2 |
電子配置と元素の周期律の関係を学ぶ。 |
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2.酸化還元反応 |
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酸化還元反応の復習。 化学電池や電気分解を理解する。 |
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3.無機物質 |
6 |
非金属元素の単体と化合物、金属元素の単体と化合物について、製法や性質、工業への応用を学習する。 |
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4.有機化合物 |
6 |
炭化水素を中心に、重要な有機化合物の性質について理解する。 |
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5.物質の構造と状態 |
8 |
化学結合と状態や性質との関係を体系的に理解する。 |
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5.物質の構造と状態(続き) |
4 |
物質の三態や液晶などの状態について学ぶ。 |
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6.気体の性質 |
6 |
気体の特徴、状態方程式について学ぶ。 |
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7.溶液の性質 |
4 |
溶液の仕組みや溶液の性質を理解する。 |
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7.溶液の性質(続き) |
4 |
溶液の性質とコロイドの性質を理解する。 |
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8.化学反応の速さと化学平衡 |
6 |
化学反応をきめる要因、化学平衡の考え方と平衡定数の意味を理解する。 |
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9.高分子化合物 |
4 |
天然高分子化合物と合成高分子化合物について学ぶ。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
1年次の化学の内容を理解しておくこと。特に、周期表と電子配置(典型元素に関して)は復習しておくこと。講義用ノートを準備すること。遅刻3回で欠席1回とする。
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評価基準 |
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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