授業の目標と概要 |
ディジタル情報通信などの情報通信分野では,クロード・シャノンが発表した論文に記された数学的基礎理論が研 |
究の土台となっている.本講義では,同論文を題材として,情報量の計算,情報源符号化定理,標本化定理などの数 |
学的基礎理論について学ぶ.尚,授業は定められた内容について学生が調査・発表を行なう形式で進める. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
本科の情報数学・情報通信工学などで学ぶ通信の基礎理論に関する知識を前提とする.調査・発表を行なうテー |
マを割り当てるため,自ら資料収集・学習し調査することが求められる.本講義で学んだことと,情報理論や符号理 |
論に関する知識を総合し,ディジタル通信の分野に関する理解を深めることを期待する. |
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授業は,原則として次回の授業で習得すべき内容を教員が示し,それについて各学生が調査・予習を |
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なった内容を発表する,という形式で進める. |
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学習内容は,情報通信理論の原点とも言えるシャノンの論文の内容を主軸としたもので,以下の項目につ |
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いて学習する. |
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2 |
1.ガイダンス |
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5 |
2.離散的無雑音システム |
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5 |
3.雑音のある離散的通信路 |
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6 |
4.連続情報 |
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6 |
5.連続通信路 |
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6.連続情報源のレート |
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教科書 |
適宜プリントを配布する他,参考文献については授業で指示する.
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
割り当てられた内容について,調査・学習し,発表準備を行なうこと.
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評価基準 |
情報通信に関する数学的基礎理論を理解していること.
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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