| 授業の目標と概要 |
| 実験物理(学)とは、物理学すべての分野の実験的研究のことを指している。最近では、物理学の領域が広くなり、 |
| 実 |
| 験に用いられる装置も複雑化・精密化して実験自身が重要な研究対象にもなっている。本科目では、電子線をやX線 |
| を |
| 用いた材料の結晶構造解析実験について関連分野も含めた基本的な講義を行う予定である。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 本科で学んだ物理、応用物理および数学(特に微積分、ベクトル、行列)を前提とする。 |
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| ガイダンス |
1 |
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| 1.電子線・X線の基礎 |
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| (1)電子と光子の粒子性と波動性 |
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| (2)電子線やX線の発生の仕組み |
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| 2.結晶構造 |
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| (1)主な結晶構造の種類 |
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| (2)回折現象と逆格子 |
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| 3.電子線回折法・X線回折法 |
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| (1)電子線回折やX線回折の具体的な実験法とその基本的な解析方法 |
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| 教科書 |
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| 補助教科書 |
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高専の物理(森北出版) 高専の応用物理(森北出版)
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| 履修上の注意 |
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| 評価基準 |
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物質の結晶構造の基礎知識を身につけると共に、その分析・解析方法に関する基本を確認する。 合格点は60点。
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| 評価法 |
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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