| 授業の目標と概要 |
| この授業では、我々が日常身近に接している様々な広告媒体を教材として取り上げ、日本語という「ことば」によ |
| って惹きつける広告を拾い集めることから始め、その表現力を分析し、そこから日本語の特質を探っていく予定であ |
| る。講義の後、ゼミ方式で各自調査・発表してもらう。その過程で、プレゼンテーションの技術についても習得して |
| いきたい。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 人文社会系基礎における日本語の理解、またその表現力、日本語によるプレゼンテーション力、コミュニケーショ |
| ン力等の習得をめざす。 |
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| Ⅰ.講義 |
10 |
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| 1) わかりやすい日本語表現とは |
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| コミュニケーション上で求められるわかりやすい表現のあり方を、口頭・文章両面から探り、 |
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| ここではまず理論的に理解する。 |
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| 聞き取りやすい表現 口頭による説明のしかた等 |
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| 読み取りやすい表現 メールの書き方・説明書の書き方等 |
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| 2) 日本語表現の多様性 |
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| 様々な表現から心に響く日本語表現とは何かをさぐる。 |
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| 他言語との比較 |
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| 日本文学の表現 |
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| 広告コピーの表現 |
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| 小テスト |
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| Ⅱ.研究発表 |
20 |
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| 前章を踏まえ、ここでは各人が実際にテーマに基づいて調査・分析または提案し、その結果を |
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| プレゼンテーションする。 |
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| 聴衆は各人のプレゼンの内容に対して質疑を行い、最後に全体で議論する。 |
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| 1) 広告表現から日本語を考える |
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| 2) 自作コピーを考える |
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| 教科書 |
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| 補助教科書 |
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| 履修上の注意 |
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この授業では、論理的文章だけでなく、文学の香りのする文章を多く取り上げる予定である。日常的に自分で日本文学や詩、コマーシャルなどにも親しみ、日本語に対する感性も磨いてほしい。
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| 評価基準 |
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講義ノートやレポート・プレゼンテーションなどでは表現のわかりやすさを含めて評価する。小テストでは講義の中で触れた事項が理解・習得できているかを評価する。
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| 評価法 |
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レポートなど25%,小テスト25%,プレゼンテーション50%
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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