国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
機械・電気工学実験B
担 当 教 官 福田 勝己、角田 陽、堤 博貴、志村 穣
学年、学科等 5年 機械工学科 実験
単位数 期間 必修 2 単位 前期 週4時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
機械工学に関する基礎的な現象、諸機械の特性を自ら実験することにより直接体験し、理解していく。また、基本的
な実験技術を習得する。教室で学ぶ科目の実験実習であり、理論と現実を結びつける接点の役割をになう。
カリキュラムにおける位置づけ
機械工学における基礎現象の理解、特性を体得する。卒業論文の準備段階となりうる、基礎的な機械工学技術に関す
る報告書のまとめ方を体得する。
授業の内容
(1)ガイダンス(年度当初に実施) 実験に関する諸注意、その他指導をおこなう。
(2)鋼の表面粗さ測定       鋼材料の表面粗さの測定を行なう。
(3)ロボットの制御        ロボットの運動特性と動作方法を理解する。
(4)切削力の測定         旋盤で切削加工を行うときの力の測定方法を理解する。 
(5)有限要素法による応力解析演習 有限要素法を用いた応力解析の基礎的方法を理解する。
(6)特別実験           各研究室で特色に応じた研究実験、調査研究、ゼミなどを行う。
※班によって実験テーマの実施順は異なる。
・特別実験日・指導日・予備日には,報告書作成指導、発表会 実施済みの実験に関するレポート作成指導などを行
うことがある.
・クラスを6班に分けてローテーションしながら実験をおこなう.
・実施時期は3期に分けられ、各期を日程に沿ってローテーションしながら実施する.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教科書
機械工学科でテキストを作成し、実験当初に配布
補助教科書
履修上の注意
テキスト,ノートを持参しなかった場合は実験を受けられないので,必ず持参すること.
遅刻,欠席をした場合,特別な事情がない限りは補講は行わない.
提出日までに必ずレポートを提出しなければならない.
評価基準
物理現象を把握し,得られたデータを整理して,報告書としてまとめる技術を身につける.
評価法
レポートなど75%,実験への貢献度25%
学習・教育目標 東京高専
C-3,C-7,C-8,C-10,C-11
JABEE
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