授業の目標と概要 |
前半は分子生物学Iと同じく、生体内における各種化学物質の構造と機能の理解並びに生体反応の制御機構について理 |
解することを目標とする.後半は主として環境と生命のかかわりについて概観し、環境倫理と生命倫理の諸問題に対す |
る考え方を理解する. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
分子生物学Iを基礎として、最新の分子生物学研究を紹介し、それにより人類が手にする可能性を考察する。後半では |
特に分子生物学と環境学の学際領域を扱うため、環境科学の知識も土台になる。 |
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1.変異ー遺伝子変異について理解する. |
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遺伝子変異:物理的・化学的刺激による遺伝子変異のメカニズムについて理解し,それが及ぼす影響(進化・発 |
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ガン)について考察する力を身に付ける. |
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2.細胞と発ガンのメカニズム |
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遺伝子の変異から始まる人類の代表的な疾患であるガンについて、分子生物学の応用例として、その発生過程 |
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の理解から抗がん剤の作用まで紹介する |
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3.生命機能の制御ー生命機能を維持する各種機能について理解する |
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遺伝子活性の制御:遺伝子活性の制御のメカニズムについて理解する |
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免疫:生体外物質に対する免疫系発現のメカニズムについて理解する |
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抗原抗体反応:抗原抗体反応の原理、反応制御について理解する. |
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4.光合成 |
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光合成回路、植物と動物の違いなどを理解する |
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5.生命倫理と環境倫理ー本講義によって得られた分子生物学の知識から,環境倫理・生命倫理について一定 |
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の見解を持つようになることを最終的な目標とする. |
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教科書 |
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補助教科書 |
ライフサイエンスのための分子生物学入門 駒野徹・酒井裕著 裳華房
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履修上の注意 |
時折出題するレポートは諸君ら一人ひとりの考えを書いてもらうものであって、誰か他の人の考えをコピーするものではない.他の人の考え方を参考にすることがあるがその場合、かならず引用文献を明記するべきです.
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評価基準 |
80点以上でA、70点以上80点未満でB、60点以上70点未満でC、60点未満でD
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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