授業の目標と概要 |
工学分野で広く一般的に使われているC言語のプログラミング技術について学習する.情報処理で学んだことをさら |
に発展させる.ポインタ,関数,制御構造,構造体等について例題を交えつつ,実際にプログラミングできる技術の |
習得を目的とする.また,既に学んだ材料力学を二次元弾性学に発展させ,これを基本として設計に用いるために, |
プログラミング技術と関わりのある有限要素法について学習する.さらに,演習を行うことでより理解を深める. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
制御やメカトロニクス技術との接点となるプログラミング技術を習得する.2年の情報処理の技術をさらに発展させ, |
多様なプログラミングを行うことができる.また,機械要素および機械構造物の設計に際し有効な解析手法である有 |
限要素法について体得する.3年の機械設計法,4年の材料力学をもとにした有限要素法の解析原理を理解する. |
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前期 |
2 |
(1) ガイダンスと復習 |
6 |
(2) ポインタ |
4 |
(3) 関数 |
4 |
(4) 制御構造(do while文、switch case文、else if文) |
2 |
(5) C言語特有の演算子 |
4 |
(6) 構造体と共用体 |
4 |
(7) データ型とプリプロセッサ |
4 |
(8) ファイル処理 |
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後期 |
2 |
(9)計算力学とは |
4 |
(10)質点力学から材料力学、弾性学へ |
4 |
(11)応力・ひずみ・釣り合い |
4 |
(12)マトリックス変位法構造解析 |
4 |
(13)一般化されたフックの法則 |
2 |
(14)有限要素法(FEM)の概要 |
4 |
(15)トラス構造物への有限要素法の適用 |
6 |
(16)トラス構造物FEM演習 |
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教科書 |
入門ソフトウェアシリーズ①C言語、著者:河西 朝雄、発行所:ナツメ社
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
履修中に使用する端末は,共同利用のための設備なので,担当教官の指示に従い,マナーを守って使用すること.学修単位科目として,自己学習用に課題が与えられる.これにしっかり取り組むことが要求される.
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評価基準 |
C言語を用いた計算プログラムの作成及び有限要素法の基本事項の理解の程度をレポートで評価する.要求される自学自習に相当する課題レポート等の未提出が3分の1を超える場合は低点となる.
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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