国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
実験物理
 
担 当 教 官 大野 秀樹
学年、学科等 1年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
実験物理(学)とは、物理学すべての分野の実験的研究のことを指している。最近では、物理学の領域が広くなり、実
験に用いられる装置も複雑化・精密化して実験自身が重要な研究対象にもなっている。本科目では、電子線をやX線を
用いた材料の結晶構造解析実験について関連分野も含めた基本的な講義を行う予定である。
カリキュラムにおける位置づけ
本科で学んだ物理、応用物理および数学(特に微積分、ベクトル、行列)を前提とする。
授業の内容 時間
ガイダンス 1
1.電子線・X線の基礎 8
(1)電子と光子の粒子性と波動性
(2)電子線やX線の発生の仕組み
2.結晶構造 10
(1)主な結晶構造の種類
(2)回折現象と逆格子
3.電子線回折法・X線回折法 10
(1)電子線回折やX線回折の具体的な実験の概略とその基本的な解析方法
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
特に指定しない
補助教科書
高専の物理(森北出版) 高専の応用物理(森北出版)
履修上の注意
講義用ノートと電卓を用意すること。
評価基準
物質の結晶構造の基礎知識を身につけると共に、その分析・解析方法に関する基本を確認する。
合格点は60点。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-5
JABEE
(c)(d)