国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
省エネルギー技術
 
担 当 教 官 寺嶋 正之、松井 義弘
学年、学科等 4年 電気工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
授業達成目標: 電気回路や電磁気の原理によるエネルギー利用面(消費面)からの具体的な省電力化・高効率化技術
を理解する。また,「電気工学」と「エネルギー・環境学」との関わりを理解する。
授業内容の概要: 省エネ技術の多くは,電気回路や電磁気の原理による省電力化・高効率化であり,それを学ばせる
と同時に「電気工学」と「エネルギー・環境学」との深い関わりを理解させる。
カリキュラムにおける位置づけ
電気回路、電磁気学および物理で学んだ力学を前提に学習する。電動機については詳細を「電磁エネルギー変換」によ
るとし本講義では基本特性、損失低減と可変速制御を学習する。学んだことをより深化する上で「パワーエレクトロニ
クス」の履修が望ましい。
授業の内容 時間
1.エネルギーと地球環境:エネルギー消費の現状・環境とエネルギー 6
  エネルギーの形態と変換 電気エネルギーの重要性
2.電気エネルギーの利用と高効率化
 2−1電動力応用(運動エネルギーの利用)
   (1)動力の基礎:回転運動、加速減速、負荷の種類と動力の関係 4
   (2)電動機の特性と運転:電動機の種類直流機同期機(PMモータ)誘導機の基本特性 4
前期末試験 1
   (3)電動機の運転・制御法 2
 2−2電気加熱、空調(熱エネルギーの利用) 4
 2−3照明(光エネルギーへの利用) 2
3.省エネルギーの取り組み例 4
  電動化、機器の省エネ他
4.省エネの今後  2
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
補助教科書
履修上の注意
授業中計算が必要なため電卓を準備すること
評価基準
配布するテキストと同程度の問題で60点をとること
評価法
定期試験100%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)