国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
中国語
 
担 当 教 官 加固 明子、津田 潔
学年、学科等 5年 一般科目(人文系) 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
中国語運用能力の基礎作りを行う。中国式ローマ字表記「ピンイン」の読み書きと正しい発音を身につけるととも
に、初級文法を習得する。テキスト本文の音読・暗誦を繰り返すトレーニングを基に、やがては簡単な中国語会話が
できるようになることを目指す。併せて中国の正式な書体「簡体字」を学ぶ。学習が進んだら、易しい文章の読解
や、短い作文にも取り組む。毎回授業の始めに小テスト(筆記または口頭)を行い、前回学んだことを確かなものと
し、少しずつ積み上げていく。
カリキュラムにおける位置づけ
新たな言語の習得を通して、異文化に対する視野を広げ、外国の技術者とも協働する上で大切な、理解と尊重の態度
を養う。漢字で表記される中国語は、日本人にとって親しみやすい言語であるが、まぎれもなく外国語であることを
認識し、「通用する発音」及び実践的なコミュニケーション能力の養成を図る。
授業の内容 時間
授業の進め方の説明 ・ 中国について                               1
                                           
発音 5
                              
ユニット1 (タクシーに乗る・対面の挨拶・宿舎入居)          10
  <文法事項>基本語順・疑問文・否定の副詞・人称代名詞・形容詞述語文・主述述語文・連体修飾の
助詞・名前の聞き方・二重目的語文・選択疑問文・数の聞き方・指示代詞
ユニット2 (部屋を訪ねる・キャンパス案内・友人紹介)                      10
  <文法事項>所有の表現・存在の表現・量詞・可能の助動詞・前置詞・方位詞・年齢の聞き方・数詞
述語文
復習   2
前期末試験 1
発音とつづりの復習                                        2
                             
ユニット 3 (買い物の約束・交通手段・品選び・オーダーメイド)                   12
  <文法事項>日時の表現・必要の助動詞・禁止の表現・金銭に関する表現・比較・時間量・動量詞
復習と作文                                            4
                              
ユニット 4 (雑技に誘う・劇場にて・楽屋を訪ねる)  8
   <文法事項>動作の完了・連動文・動作の進行・状況の変化・途中経過・経験・仮定・分離動詞
復習と読解  4
学年末試験 1
   
教科書
董燕・遠藤光暁 『理香と王(ワン)麗(リー) スリム版』 (朝日出版社)
補助教科書
中日辞典(各種の特徴については初回の授業で説明するので、それから購入すればよい。)
履修上の注意
学習する課の新出単語を調べて授業に臨むこと。授業中は2人組や班で対話練習等を行うので、遅刻をせず、練習には集中して取り組むこと。全員がゼロからのスタート。仲間と協力し合い楽しんで学ぶのが上達の秘訣。
評価基準
ピンインの正しい表記と発音、および聴き取りができること。基本文法を理解し、短文が作れること。
評価法
定期試験40%,課題提出10%,小テスト得点の累計50%
学習・教育目標 東京高専
JABEE