授業の目標と概要 |
中国語運用能力の基礎作りを行う。中国式ローマ字表記「ピンイン」の読み書きと正しい発音を身につけるととも |
に、初級文法を習得する。テキスト本文の音読・暗誦を繰り返すトレーニングを基に、やがては簡単な中国語会話が |
できるようになることを目指す。併せて中国の正式な書体「簡体字」を学ぶ。学習が進んだら、易しい文章の読解 |
や、短い作文にも取り組む。毎回授業の始めに小テスト(筆記または口頭)を行い、前回学んだことを確かなものと |
し、少しずつ積み上げていく。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
新たな言語の習得を通して、異文化に対する視野を広げ、外国の技術者とも協働する上で大切な、理解と尊重の態度 |
を養う。漢字で表記される中国語は、日本人にとって親しみやすい言語であるが、まぎれもなく外国語であることを |
認識し、「通用する発音」及び実践的なコミュニケーション能力の養成を図る。 |
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授業の進め方の説明 ・ 中国について |
1 |
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発音 |
5 |
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ユニット1 (タクシーに乗る・対面の挨拶・宿舎入居) |
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<文法事項>基本語順・疑問文・否定の副詞・人称代名詞・形容詞述語文・主述述語文・連体修飾の |
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助詞・名前の聞き方・二重目的語文・選択疑問文・数の聞き方・指示代詞 |
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ユニット2 (部屋を訪ねる・キャンパス案内・友人紹介) |
10 |
<文法事項>所有の表現・存在の表現・量詞・可能の助動詞・前置詞・方位詞・年齢の聞き方・数詞 |
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述語文 |
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復習 |
2 |
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発音とつづりの復習 |
2 |
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ユニット 3 (買い物の約束・交通手段・品選び・オーダーメイド) |
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<文法事項>日時の表現・必要の助動詞・禁止の表現・金銭に関する表現・比較・時間量・動量詞 |
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復習と作文 |
4 |
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ユニット 4 (雑技に誘う・劇場にて・楽屋を訪ねる) |
8 |
<文法事項>動作の完了・連動文・動作の進行・状況の変化・途中経過・経験・仮定・分離動詞 |
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復習と読解 |
4 |
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教科書 |
董燕・遠藤光暁 『理香と王(ワン)麗(リー) スリム版』 (朝日出版社)
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補助教科書 |
中日辞典(各種の特徴については初回の授業で説明するので、それから購入すればよい。)
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履修上の注意 |
学習する課の新出単語を調べて授業に臨むこと。授業中は2人組や班で対話練習等を行うので、遅刻をせず、練習には集中して取り組むこと。全員がゼロからのスタート。仲間と協力し合い楽しんで学ぶのが上達の秘訣。
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評価基準 |
ピンインの正しい表記と発音、および聴き取りができること。基本文法を理解し、短文が作れること。
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評価法 |
定期試験40%,課題提出10%,小テスト得点の累計50%
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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