| 授業の目標と概要 |
| 材料開発に携わる化学系技術者が習得しておくべきことがらについての基礎を学ぶ。主として材料の電気的性質、固 |
| 体の構造、超伝導、固体状態の熱力学等について学習すると共に、ナノマテリアル、エネルギー変換材料等々、最新 |
| のトピックスについても興味を持って学習できるようにする。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 化学、無機化学、有機化学、物理化学、分析化学、量子論といった化学系基礎科目を主に習得していること。材料工 |
| 学(4年後期)や物性物理化学(5年後期)などで学習する内容の基礎となる。 |
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| 固体の電気伝導とイオン伝導 |
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| 固体中の結合状態、電気導電性による材料の分類、絶縁体・半導体・金属の区別、 |
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| キャリア密度と移動度、バンド形成、フェルミ順位、不純物半導体、pn接合ダイオード、 |
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| イオン伝導体、格子欠陥、燃料電池への応用 |
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| 固体の構造 |
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| 結晶構造、無機結晶の分類、単位胞、ミラー指数、X線回折 |
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| 超伝導 |
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| 超伝導の発見、マイスナー効果、超伝導物質、応用可能性 |
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| 固体状態の熱力学 |
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| 相、成分、自由度、蒸気圧図、てこの規則、温度−組成図、相律、2成分状態図 |
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| ナノカーボン |
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| フラーレンとカーボンナノチューブ、カーボンファイバー、黒鉛層間化合物、グラフェン |
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