国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電子工学実験Ⅱ
 
担 当 教 官 柚賀正光 阿津勝博
学年、学科等 3年 電子工学科 実験
単位数 期間 必修 4 単位 通期 週4時間 (合計 120 時間)
授業の目標と概要
ダイオード・トランジスタ・FETの基礎特性を理解し、増幅のメカニズムを学ぶ。特にトランジスタでは、増幅回
路の設計と作製が各自できること。OPアンプの使用法やトランジスタのデジタル的な取り扱いを理解する。
カリキュラムにおける位置づけ
電子工学実験Ⅰが基礎として必要である。デバイス関連の実験が多いので、デジタル回路や高学年の科目全般の基礎
になる。
授業の内容
ガイダンス
1.測定器の基本操作
2.交流基本回路Ⅰ(R−LおよびR−C回路)
3.交流基本回路Ⅱ(R−L−C回路)
4.ダイオードの特性Ⅰ(整流特性)
5.ダイオードの特性Ⅱ(応用回路)
6.FETの特性Ⅰ(静特性)
7.FETの特性Ⅱ(増幅特性)
8.FETのバイアスと基本増幅回路
9.トランジスタの静特性Ⅰ(基本回路)
10.トランジスタの静特性Ⅱ(応用回路)
11.トランジスタによる基本論理回路Ⅰ(デジタル的使用法の基礎 NOT回路)
12.トランジスタによる基本論理回路Ⅱ(AND・OR回路 電圧測定)
13.トランジスタの基本増幅回路Ⅰ(増幅回路の設計)
14.トランジスタの基本増幅回路Ⅱ(増幅回路の組み立て)
15.トランジスタの基本増幅回路Ⅲ(基本増幅測定)
16.トランジスタの基本増幅回路Ⅳ(周波数特性測定)
17.トランジスタの基本増幅回路Ⅴ(波形観測などまとめ)
18.OPアンプⅠ(基礎特性)
19.OPアンプⅡ(反転・非反転増幅)
20.OPアンプⅢ(デジタル的な使用法)
21.OPアンプⅣ(応用回路)
 
 
 
 
 
 
 
教科書
実験関するプリント配布
補助教科書
特になし
履修上の注意
直流・交流理論の簡単な回路が解けること。回路製作に興味があること。ICの基本的な概念を理解しておくこと。実験ノートA4・グラフ用紙A4・電卓などが必要である。
評価基準
トランジスタのアナログ及びデジタル的使用法が理解できる。増幅回路の設計・製作ができる。OPアンプの使用法が理解できる。
評価法
レポートなど100%
学習・教育目標 東京高専
B-1,C-6,C-7,C-8,C-10,C-11
JABEE
(d)(f)(h)