授業の目標と概要 |
工学基礎である関数の極限の考え方、連続関数の性質、微分の概念、微分法の基本公式と各種微分法、接線・法線の求め方、媒 |
介変数表示の微分法と陰関数の微分法を理解し、これらに関する基本的な計算能力を修得する。平均値の定理、関数の1次近 |
似、関数の増減・極値とグラフ・曲線の凹凸・変曲点とグラフの関係、方程式・不等式への応用法、高次導関数の考え方、基本 |
的な関数の不定積分法、各種積分法、定積分の定義と性質を理解し、これらを用いた基本的な計算ができるようになる。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
代数Ⅰ、代数Ⅱ、幾何、に続き、そのあと、解析学Ⅰ、解析学Ⅱへとつながる。 |
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(1)関数の極限 (2)連続関数の性質 |
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(3)微分の概念 (4)微分法の基本公式と合成関数の微分法 |
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関数の極限値が計算できる。連続関数の定義、中間値の定理の考え方が理解できる。微分の定義を理解し、 |
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基本的な導関数の計算ができる。積,商,合成に関する微分公式を理解し、関数の微分計算ができる。 |
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(5)三角関数の微分 (6)逆三角関数の微分 (7)指数関数・対数関数の微分 |
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(8)対数微分法 (9)接線・法線 (10)媒介変数表示の微分法と陰関数の微分法 |
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三角関数の極限値の公式と、定義に基づいた三角関数の微分。指数関数・対数関数の微分。対数微分法の |
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理解とその利用ができる。接線・法線の方程式を求められる。逆関数、媒介変数表示、陰関数表示の意味の |
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理解とその利用による関数の微分ができる。 |
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(11)平均値の定理の考え方 (12)関数の1次近似 (13)関数の増減・極値とグラフ |
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(14)曲線の凹凸・変曲点とグラフ(15)方程式・不等式への応用(16)高次導関数 |
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(17)基本的な関数の不定積分法 (18−1)置換積分法・部分積分法(その1) |
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ロルの定理や平均値の定理の意味を理解できる。微分法による関数の1次近似法を理解する。増減表を求め、 |
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その利用ができる。2次導関数の符号とグラフの凹凸の関係を理解できる。基本的関数の高次導関数を求める。 |
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基本的な不定積分の計算。置換積分法と部分積分法の理解とその利用ができる。 |
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(18−2)置換積分法・部分積分法(その2)(19)有理関数・無理関数の不定積分法 |
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(20)定積分の定義と性質 (21)置換積分法 (22)部分積分法 |
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置換積分法と部分積分法の理解とその利用ができる。有理関数(部分分数分解の利用)、無理関数の不定積分。 |
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定積分の定義を理解と、基本的な定積分の計算。定積分の置換積分法や部分積分法の理解とその利用ができる。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
代数Ⅰ、代数Ⅱ、幾何を十分復習しておくこと。習熟度別授業なので別途指定された教室で受講すること。
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評価基準 |
試験とレポートにより、教科書レベルの基本的問題が解けることを基準として評価する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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