授業の目標と概要 |
はじめは、化学Ⅰを引き続いて学ぶ。以降、無機物質、有機化合物、高分子化合物、機能性材料、生体物質等、身近 |
な物質について実例をあげて解説する。講義を通して化学反応に関わる電子が「電気工学」と密接に関わっているこ |
と、更には、生命活動が「電気システム」であることを理解する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
化学Ⅰ、ものづくり基礎工学に関連する基本事項を理解すると同時に、21世紀の技術者として必要不可欠な基本事 |
項について学習する。 |
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1.基本事項の確認:宇宙・原子・生命の誕生、進化と化学物質について学ぶ。主として典型元素に関して |
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電子配置と元素の周期律の関係を学ぶ。 |
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2.酸化還元反応 |
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2−1酸化と還元:酸化還元反応の定義、酸化剤・還元剤と電子の授受、標準酸化還元電位等の酸化還元 |
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の基礎について学ぶ。 |
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2−2電池・電気分解と応用:電池の仕組み、電気分解等工業的応用を学ぶ。 |
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3.無機化合物 |
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3−1非金属典型元素:炭素・珪素・窒素・炭素・ハロゲンを中心に電子配置、単体の物理・化学的性 |
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質、さらに代表的な化合物を学ぶ。 |
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3−2金属元素:1族から3族までの典型元素と代表的な遷移元素の電子配置、単体の物理・化学的性 |
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質、さらに代表的な化合物を学ぶ。 |
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3−3無機定性分析:各金属イオンの検出法について学ぶ。 |
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3−4産業と無機化合物 |
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4.有機化合物 |
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4−1電子配置と共有結合:共有結合について学ぶ。 |
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4−2炭化水素と命名法:IUPAC命名法の基礎、アルカン・アルケン・アルキンの構造、反応の特 |
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徴、代表的化合物とその反応、代表的化合物等について学ぶ。 |
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4.有機化合物(続き) |
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4−3官能基とその特徴:代表的な官能基と化学的性質をまなぶ。アルコール・アルデヒド・ケトン・カ |
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ルボン酸等の特徴と反応を学ぶ。 |
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4−4芳香族化合物:芳香族化合物の特徴と代表的な化合物と反応を学ぶ。 |
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4−5生活・生命と有機化合物:衣料・プラスチック・アミノ酸とタンパク質・生体高分子・医薬品等わ |
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れわれの生活・生命にかかわる化合物について学ぶ。 |
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5.物質の状態 |
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5−1物質の三態と状態図の意味について理解する。臨界点・三重点・蒸気圧曲線・昇華圧曲線・融解曲 |
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線等を理解する。 |
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5−2反応速度論:活性化エネルギー・化学平衡等を学ぶ。 |
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5−3沸点上昇と凝固点降下 |
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5−4浸透圧とコロイド溶液 |
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