授業の目標と概要 |
化学Ⅰに引き続き酸化還元反応の基礎と応用を理解したあと、無機物質や有機化合物の一般的な性質について学 |
ぶ。次に、物質の構造について化学Ⅰよりも詳細に学び、さらに物質の状態、気体の性質、溶液の性質を体系的に学 |
習する。また、反応速度や化学平衡のような重要な概念を理解する。最後に高分子化合物について学び工業材料の理 |
解を深める。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
化学Ⅰ、工学基礎演習、ものづくり基礎工学と関連する |
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1.酸化還元反応 |
8 |
酸化還元反応の復習。 |
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化学電池や電気分解を理解する。 |
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2.無機物質 |
6 |
非金属元素の単体と化合物、金属元素の単体と化合物について、製法や性質、工業への応用を学習する。 |
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3.有機化合物 |
6 |
炭化水素を中心に、重要な有機化合物の性質について理解する。 |
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4.物質の構造と状態 |
8 |
化学結合と状態や性質との関係を体系的に理解する。 |
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4.物質の構造と状態(続き) |
4 |
物質の三態や液晶などの状態について学ぶ。 |
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5.気体の性質 |
6 |
気体の特徴、状態方程式について学ぶ。 |
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6.溶液の性質 |
4 |
溶解のしくみや溶液の性質を理解する。 |
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6.溶液の性質(続き) |
4 |
溶液の性質とコロイドの性質を理解する。 |
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7.化学反応の速さと化学平衡 |
6 |
化学反応を決める要因、化学平衡の考え方と平衡定数の意味を理解する。 |
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8.高分子化合物 |
4 |
天然高分子化合物と合成高分子化合物について理解し、とくに工業的利用について学ぶ。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
化学Ⅰの内容を理解しておくこと。講義用ノートを準備すること。
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評価基準 |
高校化学Ⅰ・Ⅱの教科書レベルにおいて下記評価方法で60点以上。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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