国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
材料力学演習
 
担 当 教 官 黒﨑 茂
学年、学科等 4年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
多種類の演習問題を解き、各種はりの応力(引張り、圧縮、曲げ)を求めるようにする。
各種はりに生ずる「曲げ応力」を解けるように完全に理解しておく。
基礎的な問題を解けるようにする。後期に入って講義する領域を中心に演習問題を解く。
カリキュラムにおける位置づけ
機械工学科の3本柱の内の力学系科目の演習科目である。
授業の内容 時間
1.はりの曲げ応力 4
  ①各種はりの種類、作用する荷重の種類
②曲げモーメントおよびせん断力の求め方
③断面一次、断面二次モーメントの計算
④はりの曲げ応力
⑤平等強さのはり
6
2.はりのたわみ(静定はり)
  ①はりのたわみの方程式の誘導
  ②はりの各種境界条件について
  ③各種はりのたわみ
3.不静定はり 6
  ①不静定曲げモーメントの導き方
  ②曲げモーメント図の描き方
4.組み合わせ応力
  ①二軸応力場での応力成分
  ②モールの応力円 8
  ③主応力の求め方
5.座屈
  ①長柱の圧縮
   オイラーの座屈式
   座屈の実験式 6
  ②短柱の圧縮
   断面の核
教科書
問題プリント使用
補助教科書
使用教科書(パワー社:材料力学入門)
履修上の注意
教科書を必ず授業には用意しておくこと。
評価基準
答案用紙を配布して毎回問題を解き、提出する。
回答用紙の積み重ねを、評価点とする。
評価法
問題回答点100%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)