授業の目標と概要 |
資源・エネルギー問題、環境問題を考える上で一面的でなく、総合的な課題解決の追求が必要である。即ち、新しい |
時代の資源エネルギー問題への取り組み方について社会システム的な因子を考えたプロセス開発が要求される。この |
様な状況の中、多岐にわたる資源エネルギー問題の現状と今後の課題についての切り口としては総合工学的な特徴を |
持つ、流動層工学とする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
関連科目・知識:化学工学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、エネルギー工学、環境科学 |
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1.序論 |
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(1)流動層技術の歴史及び、変遷 |
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(2)流動層プロセスの現状 |
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・技術の歴史、変遷からその時々のニーズや克服した開発ポイントを知る。 |
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2.化学工業における流動層触媒反応装置 |
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・流動層触媒反応装置の特徴、特にFCC装置を例としてプロセス開発のポイントを考える。 |
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3.常圧流動層燃焼ボイラー |
4 |
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・流動層燃焼ボイラーの基本特性から環境対応設備までのプロセス概要を知る。 |
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4.加圧流動層ボイラー及び、ガス化発電 |
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・プロセスの概要、要素技術そして最新技術開発課題について考える。 |
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5.流動層ボイラーにおける廃棄物焼却技術 |
6.5 |
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・ごみ、汚泥、その他産業廃棄物の焼却技術について現状を知り、将来を考える。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
流動層ハンドブック、著者:堀尾正靭、森滋勝、発行所:培風館
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履修上の注意 |
授業にてプリント及び、OHPを使用する。このOHPが必要な場合は遠慮なく、授業後コピー願う。十分な復習と積極的姿勢を求める(環境庁の公開データの調査など)。
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評価基準 |
資源・エネルギー問題、環境問題を考える上で多面的に物事を考えられること(定期試験において60点以上で合格)
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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