国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
応用プロセス制御
 
担 当 教 官 加藤 格
学年、学科等 1年 専攻科電気電子専攻 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
電力事業をはじめ食品、石油化学等のプラントの自動制御は、運転の安定化効率化省力化などの観点から必要不可欠
である。本構ではプロセス設計の基本的な考え方やプロセス制御の概要について解説する。流れ図やシーケンス回路
図を理解する。制御対象となる温度、流量などの測定法について述べる。シミュレータを用いてプラント運転や計装
制御システムへの理解を深める。
カリキュラムにおける位置づけ
プロセス制御やシーケンス制御の概要を応用例を挙げて解説し、プラント設計の基礎知識を理解する実践的な内容に
位置づけられる。
授業の内容 時間
1.プロセス制御概論/プロセス制御の概要を理解する。 4
2.シーケンス制御/身近な制御系を取り上げシーケンス制御の基礎を理解する。 6
                     
3.計測機器/温度、圧力、流量などの計測法について理解する。 10
4.プロセスシミュレータ/プロセスシミュレータにより、プラントの運転操作を体験する。 2
5.プラント設計の基礎/プラント設計における基礎的な事項について理解する。 4
6.プレゼンテーション/課題レポートの作成とプレゼンテーション。 4
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
川村貞夫、石川洋次郎「工業計測と制御の基礎」(工業技術社)
補助教科書
履修上の注意
評価基準
プロセスフローチャートやシーケンス図を理解できること。計装システムの概要を理解し、基本的な制御方法や機器の知識を習得すること。
評価法
レポートなど80%,プレゼン20%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)