国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
人工知能
 
担 当 教 官 鈴木 雅人
学年、学科等 1年 専攻科機械情報専攻 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
述語論理は知識推論に代表される人工知能分野において重要な役割を担っているが,これは,
プログラム変換・最適化や構成的プログラミングの分野にも幅広く応用されている。
本講義では,これらの応用を念頭において第1階述語論理を基礎とした知識推論についての
講義を行う。
カリキュラムにおける位置づけ
本科目は,情報工学の基礎となる論理学や情報数学を土台として,述語論理の基礎および応用について
学ぶものである。
授業の内容 時間
(1)人工知能の概要 2
    本講義の概要とその目的を理解する。
(2)第1階述語論理 12
    形式言語(言語・項・論理式など)
    推論
    解釈とモデル
(3)第1階述語論理の健全性と完全性 4
    健全性および完全性について理解する。
    第1階述語論理の健全性および完全性の証明の概略を理解する。
(4)第1階述語論理の応用 11
    ラムダ計算とプログラム変換・合成
学年末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
プリント配布
補助教科書
履修上の注意
情報理論分野の科目を復習しておくこと。必要に応じて抜き打ちテストを実施する。
評価基準
定期試験および小テストにおいて,第1階述語論理の基礎的な知識推論およびその周辺知識を
理解していることを単位認定の評価基準とする。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-1,C-8
JABEE
(c)(d)