国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
数値解析
 
担 当 教 官 佐藤 義隆
学年、学科等 1年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
数値解析で用いられる手法を、数学的理論から理解できるようになること。
コンピュータに依らず、手計算と電卓によって解を求める作業を通して、数値計算のアルゴリズムやプログラムを正
しく理解できるようになること。
カリキュラムにおける位置づけ
2年、3年次に学習した微分積分学、線形代数の基礎的知識が必要。
工学分野では、電子計算機の使用は不可欠なものであり、電子計算機を扱う上で数値解析は不可欠なものである。
授業の内容 時間
1.連立1次方程式 8
  ノルム  ベクトルのノルム、行列のノルム
  誤差   丸め誤差、浮動小数点数
  ガウスの消去法 
  LU分解法
  反復法
2.非線形方程式  8
  非線形方程式とニュートン法
  一般の反復法
  反復法の誤差
  スツルムの方法
3.行列の固有値問題 8
  ヤコビ法
  ハウスホルダー法
  ベキ乗法
  QR分解法
4.常微分方程式 6
  オイラー法
  ルンゲクッタ法
   
   
   
   
   
   
   
教科書
使用しない(プリントを適宜配布する)
補助教科書
「数値解析入門」(山本哲朗、サイエンス社)、「数値解析」(森正武著、共立出版)
履修上の注意
出題された課題について、実際に自分の手を使って計算すること。その作業を通し理論を理解するよう心がけること。
評価基準
各テーマについての課題を計算し結果を得、得られた結果の考察を正しくできること。
評価法
レポートなど75%,問題演習25%
学習・教育目標 東京高専
C-1
JABEE
(c)