国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
中小企業・ベンチャー論
 
担 当 教 官 浅野 敬一
学年、学科等 2年 専攻科一般・共通 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
中小企業やベンチャー企業は、日本のものづくりを支えるのみならず、新たなビジネスの創出する原動力である。一方
で、少子高齢化の時代においては、職住近接型の雇用の創出、身近な商品やサービスの提供、地域における税収の確保
等、多様な役割を期待される存在でもある。そこで、本授業では、本校周辺(2008年度は相模原市または八王子市)の
企業や行政機関を実地調査しながら、中小企業やベンチャー企業の特徴を活かした地域経済の活性化策を受講生全員で
立案していく。
カリキュラムにおける位置づけ
これまでに修得した知識や自らの研究を含め、社会に貢献する強い意欲が求められる。
授業の内容 時間
1.はじめに 1
 授業の概要、進め方の説明
2.中小企業・ベンチャーと地域経済の概要 3
 中小企業とは何か? ベンチャーとの違いは? 地域経済との関係? 
 中小企業・ベンチャーが抱える強みと弱みは? 地域経済の直面する課題とは?
3.「活性化策」の方向性—仮説の設定— 4
4.実地調査 10
 企業や行政機関を訪問調査する。
5.情報の整理と戦略の策定 6
 SWOT分析等を用いながら情報を整理し、戦略を作成する。
6.「活性化策」の整理とプレゼンテーションの準備 4
7.発表会 2
 受講者全員で分担を決めて発表、質疑に応える。担当教員の他にも、審査員を招く予定であり。
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
利用しない。なお、授業においてはレジュメ・資料を配布する。
補助教科書
授業中に指示する。
履修上の注意
企業の実地調査及び「活性化策」の発表への参加が必須である。また、時間割とは別の時間帯に企業を訪問する場合がある(訪問日時等は訪問先の都合と受講生の希望をもとに調整する。また、その分休講の週もある)。
評価基準
適切な情報を収集し、戦略的思考に基づいて「活性化策」を策定できること。また、「活性化策」の内容を説得力をもってプレゼンテーションできる(当然、「厳しい」質疑にも耐えられる)こと。
評価法
「活性化策」への貢献50%,プレゼンテーション30%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
B-2,D-3
JABEE
(d)(f)(g)