国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電子回路Ⅱ
 
担 当 教 官 小池 清之
学年、学科等 4年 電子工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
OP-AMPを用いて多種多様な機能の電子回路が実現できることを学ぶ.電力増幅を行う場合に考慮すべき点について理解
する・発振器の原理とその種類について学習する.自宅学習用の課題として回路製作の課題を与え,実践を通して授業
の復習を行わせる.
カリキュラムにおける位置づけ
ここまで学修した基礎の応用として,電子工学の電子回路設計に関する実用的な理論や知識を身につけるための教科に
位置付けられる.
授業の内容 時間
1. トランジスタの等価回路 2
2. 複数のトランジスタを利用した回路 4
3. OP-Ampの負帰還を利用した線形回路 4
4. 能動フィルタ 2
5. OP-Ampの負帰還を利用した非線形回路 4
6. OP-Ampの正帰還を利用した回路 2
前期中間試験 1
7. 弛張発振の原理と回路 2
8. 整流回路,安定化電源 2
9. 電力増幅回路 2
10. 調和発振の原理と回路 2
前期末試験 1
11. 放熱設計 2
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
アナログ電子回路(日本理工出版社)
補助教科書
履修上の注意
3年後期に開講されている電子回路Ⅰの内容をよく理解していること。電子回路は電気・電子の幅広い知識が必要とされるので、履修の際は1年から3年までの数学,専門科目について十分復習しておくこと。
評価基準
2回の定期試験と回路製作課題の製作物で評価する
評価法
定期試験70%,回路製作課題30%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)