授業の目標と概要 |
ヒトを始めとする生物個体は細胞によって構成され、また、生命を維持するために、様々な成分を合成・分解する過 |
程が存在する。細胞の構造と機能について学び、さらに代謝、遺伝および恒常性の維持といった生命の存続のための |
調節メカニズムについて理解する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
3年からの生物化学、4年の化学工学/生物化学実験、微生物学、分子生物学の基礎になる科目である。 |
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1. 生命の定義と生命の発生 |
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2. 細胞の構造I |
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3. 細胞の構造II |
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4. 細胞膜の役割 |
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5. 細胞の増殖と分裂 |
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6. 生体を構成する成分I |
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7. 生体を構成する成分II |
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生命の発生についての概説、生命の基本である細胞の微細構造とそれらの役割、細胞膜の構造と物質輸送を |
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中心とした働き、細胞の増殖と分裂について理解する。また、生体を構成する成分について知る。 |
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8. 代謝の概念:異化と同化 |
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9. 酵素の性質と働きI |
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10. 酵素の性質と働きII |
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11. 異化:呼吸の仕組み |
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12. 嫌気呼吸 |
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13. 好気呼吸 |
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14. 同化:光合成の仕組み |
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15. 窒素同化 |
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生命活動の中心である酵素の働き、そのメカニズムを理解する。生体における化学反応であり生命の基盤と |
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なる代謝の概念を知ることと、その要因である異化(呼吸)と同化(光合成や窒素同化)のメカニズムを理 |
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解する。 |
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16. ヒトの遺伝 |
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17. ヒトの遺伝子変異と疾病 |
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18. 遺伝子と染色体 |
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19. 遺伝の仕組み:メンデルの遺伝の法則I |
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20. メンデルの遺伝の法則II |
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21. メンデルの遺伝の法則に従わない遺伝 |
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22. 遺伝子と染色体 |
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ヒトを中心として遺伝についての概念を理解する。また、遺伝子の変異によって起こる疾病について知る。 |
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さらに、遺伝の仕組みを、メンデルの法則を基本として理解する。 |
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23. 遺伝子の連鎖と組換え |
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24. 遺伝子の本体I |
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25. 遺伝子の本体II |
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26. 遺伝子の役割 |
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27. 恒常性の調節:内分泌 |
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