国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電子工学
 
担 当 教 官 多羅尾 進
学年、学科等 4年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
機械系エンジニアが,メカトロニクスシステムを構築するために,電子工学を応用するという観点で,その際に理解
しておく必要がある電子回路の基本的事項について学ぶ.
カリキュラムにおける位置づけ
電気工学,計測工学,制御工学,ロボット機構,応用メカトロニクス,メカトロニクス,システム制御,センサー工
学,ロボティクス,メカトロニクス特論等に関連する内容を取り扱う.これまで学習してきたメカトロニクスの内,
特にエレクトロニクスの領域に注目し,その実践的な知識として電子回路の基本を整理して習得する.
授業の内容 時間
1.メカトロニクスと電子回路 2
 電子回路の基本要素
2.電子部品の基礎 2
 抵抗,コンデンサ,コイル,ダイオード,トランジスタ
4.ディジタル回路の基礎 6
 数の表現,論理回路の基本要素
3.ディジタルICの基礎 4
 TTL, C-MOS
前期中間試験 1
4.ディジタル回路の応用 6
 フリップフロップ,カウンタ,エンコーダ,デコーダ
5.マイクロコンピュータ 4
 マイコンの基本要素,インタフェース
6.アナログICの基礎 2
 オペアンプ,増幅回路,演算回路
7.電子回路の実装例 2
 ロボットの制御システム構成例
前期末試験 1
   
   
   
   
   
教科書
西堀,メカトロニクスのための電子回路基礎,コロナ社
補助教科書
履修上の注意
メカトロニクスおよびメカトロニクス実習で学んだ電子回路に関する部分を復習しておくこと.
評価基準
ディジタル回路,アナログ回路,およびこれらを利用する手法について,基本事項の理解の程度を試験,レポートによって評価する.
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-14
JABEE
(d)