国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電気工学A
 
担 当 教 官 下井 信浩
学年、学科等 4年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
基礎的な電気回路及び直流回路を中心とした電気工学の知識は、機械系技術者として不可欠な教養である。授業に
おいては、興味を持って電気工学の知識を系統的に理解できるように心がけた学習を実施したいと考える。最終的
に、電気工学の基本概念を理解できることを目標に講義を実施する。
カリキュラムにおける位置づけ
授業の評価は、平常点及び中間試験・期末試験等による総合評価を実施する。特に授業出席及び講義ノ−トの記入に
は注意をすること。授業の予習・復習は必ず実施すること。
授業の内容 時間
1. 電気回路 4
   電気工学の基礎的知識の習得・電気の流れ方、発生等について学ぶ。
(1)電気の概念
4
(2)直流回路
   直流回路の構成とオ−ムの法則について理解する。
4
(3)抵抗回路
   抵抗回路と電力・電力量の計算、キルヒホッフの法則について学習する。
2
(4)練習問題等
   総合演習問題
前期中間試験 0.5
2.交流回路 2
 (1)交流の原理
    交流回路の基礎(R・L・C)回路の習得 3
 (2)基本回路
    交流波形の理解と発電原理等について学ぶ。
 (3)三相交流                             2
    R・L・C回路の計算 電力計算・結合方式・回転磁界等について理解する。
3.電気機器
  電気計測等の原理と基本知識の習得   2
 (1)変圧器
    変圧器の種類と原理について学習する。
 (2)直流機・交流機 2
    交流モーターの原理と構造
 (3)整流器等 2
    各種測定器の原理について学ぶ。
 (4)練習問題等  2
前期末試験 0.5
   
   
   
   

(続き)
教科目名
電気工学A
 
教科書
電気工学概論 (独立法人 雇用・能力開発機構、職業能力開発総合大学校共編)
補助教科書
電気・電子工学概論(岡崎彰夫・押本愛之助共著、森北出版)
履修上の注意
機械工学科の学生として最低限の電気工学と基本原理等についての知識等を修得。直流・交流の基礎回路について特に基礎理解を深める。
評価基準
課題及び中間試験・期末試験等による総合評価を実施する。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-14
JABEE
(d)