教科目名
流体力学演習
担 当 教 官
：
斉藤 純夫
学年、学科等
：
4年
機械工学科
通常講義
単位数 期間
：
必修
1 単位
通期
週1時間
（合計 30 時間）
授業の目標と概要
流体力学AおよびBの演習科目である。流体力学の講義で学んだ内容を、演習を通してより一層理解を深めることを目標
とする。流体の挙動に関する基礎的事項を習得し、それらを実際の問題に応用することにより、流体がもたらす諸現象を
より深く理解する。
カリキュラムにおける位置づけ
前提となる関連科目；流体力学A、流体力学B、機械設計製図B、数学、物理
授業の内容
時間
1.流体の性質に関する演習
4
（1）単位と次元
（2）絶対単位系と重力単位系
（3）密度、比重量、比重
（4）粘性、表面張力、圧縮性
（5）完全気体の性質
2.流体の静力学に関する演習
4
（1）圧力の単位と性質
（2）絶対圧力とゲージ圧
（3）圧力の計測
（4）流体による力
3.相似則に関する演習
3
（1）無次元数とその応用
4.流れの基礎と一次元流れに関する演習
4
（1）層流と乱流
（2）連続の式
（3）ベルヌーイの式の応用
5.運動量の保存に関する演習
5
（1）曲管の壁面に働く力
（2）噴流のよる力
（3）移動する平板に衝突する噴流の力
6.管内流れに関する演習
4
（1）管摩擦による損失
（2）管路の諸損失
7.流体摩擦に関する演習
4
（1）円管内の流れ
（2）理想流体の流れ
（3）ハーゲン・ポアズイユの流れ
（4）粘性流体の流れ
8.物体まわりの流れに関する演習
2
（1）物体の揚力
（2）物体の抗力
（続き）
教科目名
流体力学演習
教科書
補助教科書
中山泰喜、改訂版流体の力学、養賢堂
履修上の注意
演習専用のノートおよび電卓を用意すること。並行して実施している流体力学AおよびBの講義内容をよく復習しておくこと。さらに、演習問題を定められた時間内に解く積極的な姿勢が望まれる。
評価基準
流体力学AおよびBの授業に関連し、流体の挙動を表わす基礎式について習得し、その応用ができるかを演習およびレポートの内容により評価する。
評価法
レポートなど100%
学習・教育目標
東京高専
C-6
JABEE
(d)
